会期:2025年3月13日(木)~6月17日(火)
只今開催中です。この企画展に行こうと思ったきっかけは、Twitterの画像です。
大きい!!
最初にチラシを見たときに美しいな~と思ったんですが、原画がこんなに大きくて、また生で見れるのなら行くしかないでしょ。

かぶりつきでじっくり拝見、たまらん。
右下から左に読みます。左方向に流れる線が多い。

まさかのDAISOの墨汁
竹や葦を削ったもので書きます。

日常用にペンもあり、こちらは堺市のメーカー「ヨーケン YOKEN」のペン。
ミュージアムショップで販売中。
紙は和紙ではなくちょっと厚みのある固い紙、実物が触れるようになっています。
アラビア書道は間違ったところをナイフで削って書き直せるんです。
染み込む和紙ではできない。
1980年くらいまで、新聞の見出しはアラビア書道の書家が手ずから書いていたそうです。
さぞ見応えあったと思います。
DTPで流れは変わり、書家は残すために活動を変えていきます。

外国語表現にあたり、元のロゴを意識した意匠、うまい。

ハサン・マスウーディ氏の作品です。
今回、館内のビデオテークコーナーで氏が出演している動画を視聴し、パリで美術を学んでいたとき「1979年、パリに日本の書道家が100人来たことがあり、一週間交流した」
書道家の筆運びに影響を受けたと語られていました。
シアタールームでは、毎日11:30 「アラビア書道家:雲南省大理市南五里橋村の回族」(上映時間:27分)が上映されていますが、時間が合わなくてもビデオテークで同じものを視聴できます。
この方の感想、イラスト入りでおさらいしやすいです、ありがとう!
書いている様子を見ていると、本当に無心になります。
そして面白いのは、アラビア語の横に普通の毛筆で翻訳した漢語を書くんですよ。
読めないからね、意味がわかるほうがいいだろう(^-^) って
サンスクリット語の般若心経の横に漢字で書くようなイメージですかね。

中国まで伝わっています。
アラビア文字は土地の影響を受けて書体も多様になり、書道の表現方法も違っていて、日本の書道とは違う「鷹揚さ」みたいなのを根底に感じました。
でも、上手な書家の作品を一生懸命模写するなど、学び方は同じですね。
遠方の方は、「月間みんぱく2月号」が企画展の特集です、ご覧下さい。
自分の名前を書いてみたくなります。

難しい!!!!!
「書いてみないとわからない」
その通りで、右から左に読むため大半が左ハライだし、始筆の入り方も逆なんです。
二番目の太さが一番書きやすいかな……

みんぱく言語コーナーに展示されている居庸関内壁の碑文(複製)から西夏文字です。

ちょうど「シュトヘル」を読んだばかりだったので、しみじみ眺めました……
只今開催中です。この企画展に行こうと思ったきっかけは、Twitterの画像です。
大きい!!
最初にチラシを見たときに美しいな~と思ったんですが、原画がこんなに大きくて、また生で見れるのなら行くしかないでしょ。

かぶりつきでじっくり拝見、たまらん。
右下から左に読みます。左方向に流れる線が多い。

まさかのDAISOの墨汁
竹や葦を削ったもので書きます。

日常用にペンもあり、こちらは堺市のメーカー「ヨーケン YOKEN」のペン。
ミュージアムショップで販売中。
紙は和紙ではなくちょっと厚みのある固い紙、実物が触れるようになっています。
アラビア書道は間違ったところをナイフで削って書き直せるんです。
染み込む和紙ではできない。
1980年くらいまで、新聞の見出しはアラビア書道の書家が手ずから書いていたそうです。
さぞ見応えあったと思います。
DTPで流れは変わり、書家は残すために活動を変えていきます。

外国語表現にあたり、元のロゴを意識した意匠、うまい。
●アラビア文字の広がり
アラビア書道については、過去にNHKの番組で見たことがありました。番組で知った作品に再会しましたよ。
ハサン・マスウーディ氏の作品です。
今回、館内のビデオテークコーナーで氏が出演している動画を視聴し、パリで美術を学んでいたとき「1979年、パリに日本の書道家が100人来たことがあり、一週間交流した」
書道家の筆運びに影響を受けたと語られていました。
シアタールームでは、毎日11:30 「アラビア書道家:雲南省大理市南五里橋村の回族」(上映時間:27分)が上映されていますが、時間が合わなくてもビデオテークで同じものを視聴できます。
この方の感想、イラスト入りでおさらいしやすいです、ありがとう!
書いている様子を見ていると、本当に無心になります。
そして面白いのは、アラビア語の横に普通の毛筆で翻訳した漢語を書くんですよ。
読めないからね、意味がわかるほうがいいだろう(^-^) って
サンスクリット語の般若心経の横に漢字で書くようなイメージですかね。

中国まで伝わっています。
アラビア文字は土地の影響を受けて書体も多様になり、書道の表現方法も違っていて、日本の書道とは違う「鷹揚さ」みたいなのを根底に感じました。
でも、上手な書家の作品を一生懸命模写するなど、学び方は同じですね。
遠方の方は、「月間みんぱく2月号」が企画展の特集です、ご覧下さい。
自分の名前を書いてみたくなります。
●「書いてみないとわからない」
ミュージアムショップにヨーケンのペン3種が販売されていてお試し出来ます!
難しい!!!!!
「書いてみないとわからない」
その通りで、右から左に読むため大半が左ハライだし、始筆の入り方も逆なんです。
二番目の太さが一番書きやすいかな……
●焚書は己に還る
文字は人類の宝、書物を焼く行為は己に還り、その国は必ず滅びます。滅びます。滅びますよ。
みんぱく言語コーナーに展示されている居庸関内壁の碑文(複製)から西夏文字です。

ちょうど「シュトヘル」を読んだばかりだったので、しみじみ眺めました……
一見楷書っぽいのに全く見たことがない、もちろん読めない……けれど、この碑文のお陰で西夏文字の解読につながったのです。
リンク
まさか文字の話だと思わんやん