2021年に購入したNBのWW1880、一年後左足のヒールライニングが擦り切れ、二年後は小指側のライニングが破れ、内側からレザーパッチを当てて履き続けていたんですが、2024年には両足ともヒールライニングが破れ左は大穴になり踵骨がガッツリハマるようになりました。
つまりゆるい。
脱いだあとの疲労感もたまりだして、これはアカンと同じシューズを買おうと思ったのですが、WW1880は廃盤。足囲Dならアウトレット(実店舗)に入荷していますがBはなしです。

しょうがない、大量生産の工業製品は常にこうなります。
もともとNBのウォーキングタイプとは相性が悪く、次回はランニングモデルにする腹積もりでした。

これ良さげだな、もう実店舗にはなくて試着できないからどうしようかと思ってチェックしていたシューズが、NBアウトレットサイトの周年記念で半額になったので、思い切ってポチったのがこちらです。

NB Fresh Foam X Evoz v3 LK3 定価12,100円(税込)
2024/8月現在33%オフですが、
定価12,100円(税込)
5/10からの周年祭の折り50%まで下がりました。返品はできません。
以下、1880と比較してFresh Foam X Evoz v3(24.5cmウィズB)を解剖します。
ところで「Evoz」の読みがわからないのでネイティブに聞いてみたら「イヴォズ」でした。

●比較①かかと Evoz★5

1880の大きな不満だった抜け感のかかと、Evozに軍配が上がります。
かかと
上:1880 下:Evoz
倒れ方が違います。こうやって比べると1880が浅いのがよく分かる。
抜け感なしでニッコニコ。正直この点だけでも、Evoz買ってよかったー!! って思いました。

●比較②ソール Evoz★5

NBのランニングモデルは、Fuel CellとFresh Foamというソールをウリにしています。
Fuel Cellはボヨンソールで全く気が合わず、EvozにはFresh Foamをランニングにもウォーキングにもという用途で採用されています。

これはレビューでも誰も触れていないことなのでわたしの姿勢のせいなんですが、足入れすると「骨盤がクッと立ち上がる」んです。
骨盤の前傾後傾がキツくニュートラルな姿勢が取れないのですが、これを履くと骨盤が起きるのがわかります。
とても気持ちよく、1880を履くと「楽な不良姿勢」に戻るため、そりゃ履いたあと疲労感がたまるのも当然です。

それともう一個、このソールは「履き慣らし」不要で長時間の折り曲げも履き慣らしもなくすぐに履けました。
ただし、中敷きは替えています。
信頼のグレー、なにはなくともデフォルトの中敷きは入れ替えます。

●比較③履き口 Evoz★1

本当に信じられないし、まさかこんな事があると思っていなくてオンラインの商品画像でもノーチェックだったのが、ベロです。
ロゴ
ベロのブランドロゴが、真ん中ではなく外側についているんです。
デザイナーは二日酔いでもしてたんですかね?? 不良品かと思いました。
これのメリットが何なのか、知ってる人がいたら教えてほしいです。

ついでにこの画像を友だちに送ったら、「ヒモ短すぎやん!?」ってツッコまれました。
NBのシューズ、デフォルトのヒモ本当になんの役にも立たないです。
ダブルアイレットの通し方を好むわたしのせいではなく、もともと短すぎ。
現在は130cmのシューレースに変えています。
⇒ゼログライド120cmに替えました
履き口
これは店頭で試着できていたら買わなかったかもしれない点、履き口が足首に刺さります。
履き始めてしばらくここを攻略するのに時間がかかり、足首に青タン作ったこともありました。
中敷きと靴紐を替え結び加減を調整して今は「ちょっと刺さる」程度になり2軍から昇格しましたが、ここの出来栄えは1880に軍配が上がります。

●一軍予定

Evozはランニングモデルでもあるので、ソールが足からガッツリはみ出しています。
かかとはうしろ側に、前足部は左右にびろっと広いです。
自分の足が1.2倍くらい前後左右に広がった体感があり、自転車に乗った時ペダルにソールが引っかかってギャッとなりました。
履き続けて違和感が取れてくるかな。

ゲリラ豪雨のあるいまは1880の出番が多いですが、徐々にEvozを一軍にして1880は引退させます。
ここまでの厚底ソールは初めてだけれど歩行にぐらつきもないし、NBの足囲Bは信頼できます。
廃盤と買い替えからは逃げられないので、体力のあるうちに新しい素材のシューズにチャレンジしますよ。

【補足】

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