母の膝が悪くなったことから、生活動線を見直しています。
かねてより食器棚の断捨離を狙っていたので、思い切ってやりました。
●準備
①「やましたひでこの ウチ、“断捨離”しました!」毎週家族で視聴していたのは、効果があったと思います。
食器棚のビフォーアフターを刷り込んでいたので、ゴール像を共通認識持てていました。
②洗濯カゴ
不要な食器をバッサバッサ放り込む入れ物。取っ手があるなら掃除用バケツも可。
食器は重量があるので、取っ手大事。
③テーブル
うちは常からテーブルの上にものを置かないようにしていますが、そうじゃない家庭はまずテーブルをきれいにしないといけません。
食器棚の食器は「すべて」テーブルに出します。
④クーラー
ないと死ぬ。かといって冬はオススメしないです。
食器を集積所に出す際、アウター着るの嫌じゃない?
寒いと重たいゴミ出しが億劫になります。
⑤目標
・小柄な母が出し入れしやすいよう、最上段は空ける
・使っていない食器は容赦なく処分
・ただし、思い出アイテムは大事にする
・ワイヤーラックをなくす
ワイヤーラックってこれです。
収納力は増えますが、下段に入れた食器を出し入れしにくくなるのと、手前に食器を置くと奥の下段が死に結局使わない食器が増えているだけでした。
こんなものが不要なくらいまで減らすのが、目標です。
●日本の家庭は食器の種類が多くなりがち
食器、カトラリーは三箇所に分散していました。【食器棚】
上段、中段(引き出し)、下段
【レンジ台】
中段(引き出し)、下段
【リビングのキャビネ】
上段、中段、下段
分散しているけれど、全てをテーブルに広げ断舎離します。
これはがんばったほうがいい。
というのも食器棚の断捨離をしたあとに、別のところから
「さっき処分した皿の新品」が箱に入ったまま出てきたんです。
Oh~……
こういった「箱に入った器/食器」も全部開放しました。
膝の悪い母には座っていてもらい、わたしがせっせと往復してテーブルを満載にするんですが、同じような皿の多いこと。
日本の食卓は和食洋食中華などメニューが多いので、専用食器も揃えがちになります。ですが、いまはどのメニューにも使いやすい食器が増えているんだし、「茶碗蒸し用」「スープ用」といった「それしか使えん」的な食器は処分対象にしました。
四人家族時代のメニュー用の食器が多く、高齢者三人のメニューになって使わなくなっている食器がそのまま残っているのも多かったです。
例:ヤマザキ春のパンまつり、大皿、ナイフ・フォーク類
●思い出はきちんと飾る
食器棚のカップコーナーの奥にはずっと使っていない母の小さな湯呑があって、これどうする? と聞いてみたら、母が結婚後、祖母が買ってくれた湯呑だと判明。別に何かの記念とかでもないしもういいけどねなんて言うけれど、いやいやそれならこんな奥じゃなくてもっと目立つキャビネの前に置こうよと移動させました。
使っていないお盆を処分していた時、菓子入れもすごい年季が入っててこれもう傷んでるし捨てたら? といったら、なんと両親の結婚式の引出物でした。
端とか削れて剥げてますが、作りが良いんだと父が言うので残しました。
そういう歴史は伝えてくれないとあとに残らないわよ。
それと、こんなとこにしまわないで! という場所から箸置きが出てきた!!
ちゃんと使いましょということでカトラリーの整理をして空けたところに移動させ、さっそく使っています。
●増やさないために決めたこと
食器棚の整理は母は自分で整理するって言っていたんですが、到底無理だと思いました。器は重いし、テーブルに全部出すだけでもめちゃくちゃ歩きましたよ。
忌々しい食器用ラックは半分以下まで減らしました。
レイアウトはしばらく母がいじって、下段の食料エリアにラックが復活してるけど、それはよし。
今後食器を増やさないために決めたことです。
・ノベルティはもらわない
・取っ手付きはマグカップのみ
・特定料理の器は買わない
うどんやそば用の丼、重量があるので軽いものに買い替えたらいまの丼は処分予定です。
母は腕の力も落ちてきて、今年に入り何度か食器を割っています。
今回も「割ることがあるから」と食器を減らすことに抵抗していたのですが、割っても十分数もあるし必要ならもっと扱いやすいものに買い替えたらいいんです。
セットで揃えておくことに固執しているんですが、日々使いやすいようにするほうが重要でしょう。
【今回の学び】
贈答に食器を贈りません。
食器棚に空間があるのは気持ちが良い!
箸置きを使うのも気持ちが良い!