クチナシ
ックにあるのは紫陽花ですが、やっと納得の行くクチナシの香水を購入できました。
青山フラワーマーケットが出している「花屋が作ったフレグランス」シリーズ、2023年にリニューアルされて今のパッケージになりました。

旧パケに比べるとぐっと洗練されています。
価格は上がったけれどね(笑)
旧:税込2,700円/容量50ml ⇒ 現在:税込3,850円/容量40ml
青山フラワーマーケットも手応え感じたんでしょう。


●生花っぽさがハマるかどうか


限定クチナシの発売日6/1、店頭の実物で試したんです。
ムエットではなく直接肌につけました。
しばらく梅田を歩きながら、

『これは……買わないかな』

それまで全く考えていなかったのに、これを買うなら、
のほうがいいなと思ったぐらい、物足りなさが出てきました。
「生花すぎて物足りない」なんてあるんですね。

でも時間が経ってもカスな匂いにならないし、夜布団の中で香りを思い出したのでこれは買いだなと思い直して、翌日購入したんです。

比較すると、武蔵野ワークスのクチナシはかなり甘く、別物だというのがよくわかります。

6/1の10時にオンラインで販売開始、瞬殺。
同日限られた実店舗での取扱開始後、他店舗にも展開したはずなんですが6/13にはその案内もなくなり、「売り切れ次第本年は終了、来年2025年初夏にまた手に取っていただけるよう再入荷を予定しています。」となりました。

●シングルノートに目覚めた


同シリーズのローズとリリーは常時店舗で取り扱いがあります。

クチナシには書かれていませんが、ローズとリリーは「シングルノート」と記載があります。
そういえばシングルノートの香水を意識したことがなかったですし、そもそもシングルノートの香水がある事自体、初めて知ったんです。
あるのね!!

あるのなら、最初からずっとシングルノート買っておけばよかったと思いました。
香りの変化、楽しみたいですか?
これまで一般的な香りの変わる(らしい)トップ、ミドル、ラストノートの【香水】を使ってきたけれど、違いを感じたことありません。

せいぜいつけたての香り⇒全然自分に香らなくなる⇒出涸らし臭⇒お風呂に入るときに復活して終わり

まさか出涸らし臭がラストノートじゃあるまいな……


伊勢丹新宿店で開催された「サロンドパルファン2023」にて一番頻繁にされた質問は、「この香りは時間と共にどのように変化するか」である。

私の知る限りにおいて、フランスで接客をしていて同様の質問をされることはあまりない。つまりこの質問は、フレグランスを購買するにあたっての一般的な質問ではなく、日本マーケットの独自性を表している可能性がある。

香水ブランドクリエイターだからこそのコメント、とても示唆に富んでいると思いました。
日本人は「変化を楽しみたい」のではなく、最初のあの香りをずっと楽しみたいユーザーの方が多いんじゃないでしょうか。
わたしはそうです。

シングルノートの代表ブランドらしい「ディメーター」

パッケージが好みじゃなさすぎて素通りしてました。NYブランドと知って納得。

青山フラワーマーケットの香水は、シングルノートなのも生花っぽさかなと思いました。

さて長く戦ってきたクチナシに決着が着いたので、次のターゲットはキンモクセイです。
昨年秋に限定販売だったキンモクセイが今年再登場するので、予約する気満々です。
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