検結果まで時間があったので検定の勉強をしながらも友人に報告すると、経験談や参考サイトが続々と集まってきました。
ありがとうございます、さすが経験者そしてサバイバーは違う。

●お勉強期間-患者編



COML(コムル)の活動は今後も踏まえて知ってて良かったです。
今は東京本拠地ですが、大阪時代のことが書籍に書かれています。
この本読みました。1990年代の患者環境が地獄過ぎて、今の環境は先人の戦いの結果だと参政権と同じ感想を持ちます。
薬のシートから名称をちょん切って渡すとか、何を飲ませるんや!

●お勉強期間-行政編



知り合いが「大阪府版」をくれました。
「防災」の目線で考えたことなかったし、遺伝によるがんが5~10%とか全然知らず、わたしってほんと無知……

なお図書館には国立がん研究センターがん情報サービスの冊子がずらっと置かれていて、自由にもらえるようになっていました。

これ

●お勉強期間-認定NPO編



わたしは本当に冊子が好きね、こちらは3年ごとに改訂されています。
サバイバーの友達が紹介してくれました。
無料で申し訳ないぐらい、よくできています。

●お勉強期間-学会編


日本乳癌学会による書籍です。

サイト版もあり、とても読みやすい。

●「まともな情報」のありがたさ


Google検索の精度が大きく変わっていますね。
乳がんではなく検査法などで調べても、個人の体験談がまず上がってきません。
とことん医療機関や専門ページばかりだしてきます。そしてまめに改訂されていて驚きました。

個人ブログが排除された理由はわかっていますが、その分TwitterなどSNSの汚染度が極端です。
正直もうちょっと個人の体験を知りたいのが本音ですが、今回の検査をリアルでペラペラ開示してみると周囲から続々と情報が集まり、しかもおかしな治療法など誰も出してこなかったです。
これだけでもわたしは"恵まれた患者"なのだと思えました。
躑躅
工芸高校の同級生は女性が多かったせいか、すでに20代で何人も乳がん発症していたんです。

中には20年近く抗がん生活を送り、50を前にして亡くなったケースもあります。しこりがまだ良性か悪性かもわからないときに見つけられたのに、手術してみたらリンパ転移があり一気にステージⅡ。
遺族の方が「どうか乳がん検診を受けて欲しい」と切々と語られていました。
(日本の乳がん検診受診率は先進国の中でも最低レベル)

コーナー「おっぱい再建日記」|【西日本新聞me】
https://www.nishinippon.co.jp/theme/aimonoemi/


四十物恵妙記者はしこりなしで検診に引っかかり、がんが大人しく広がっていて全摘になってます。


「がん診断給付金50万円」という保障内容のがん保険を契約していましたが、転移や再発のリスクが少ないとされる0期だったため、診断給付金は25万円に減額されました。もちろん契約書類に明記してあり、仕方ないのですが、「全摘で半額」と思うと、ちょっと切なくなりました。

 最近は0期でも全額給付される保険もあるそうなので、これから検討する人は保障内容をよく確認してくださいね。


全摘でも0期で保険が減額。
よく友人から聞く「保険入ってても全然おりへんで」ってこういう事やったんか。
今これを読まれている方は、がん保険の内容を見返してください。

入院期間は短くなっているので長くかかる検査や抗がん剤治療への給付重視、また専用の衣服(前開きタンクトップみたいなん)購入の補助がある自治体もあります。

がん保険については家が建つほど給付金が入るケースもあれば、不要論もあります。
実際にがんになられた山崎元氏のコラムを貼っておきますが、徹底して不要論です。

自分なら何を優先にするのか、今後の生き方を考える切っ掛けになりました。
気がついたら躑躅もサツキも終わり、クチナシのシーズンだ!
精進潔斎、勉強に戻ります。




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