備津神社境内は広く山の中腹を登ることになり、気ままに歩いていると
「あれ? ここどこ?」
みたいになります。
吉備津神社
有名な回廊に出ると、お香ではないけれど香ばしいいい香りがして、
『なんだろう、ここのお香なら買って帰ろうかな』
と訝しんでいたら、回廊の行き止まりに御竈殿があり、撮影禁止傘禁止被り物禁止だけれど入れますと。

へ~……暗い 何もなさそうだけど……

わたしは紐靴だし入るのが一番遅く、すでに阿曽女(あぞめ)という巫女さんが説明を始めていました。
入ってみて暗い理由判明、壁が真っ黒です。
そして正面のお釜の向こう側に大きなしゃもじが下がっているんですが、見た瞬間嫌な予感がしました。

まさか
鳴釜神事
この写真がわかりやすい(出典:日本遺産ポータルサイト
煤で真っ黒になっているんです。
蒸篭(せいろ)の蓋からは湯気がずっと出ていて、竈に火が入っています。

……

「窓の柱は半分(外側)が白くて、内側が黒くなっています」
つまり煤!!
この部屋全体が煤だらけ!! 
そして今も火は入り続けていて、この香りは焼ける匂いだったんだ!!

直後から目が猛烈に痛くなり、次に鼻水が止まらなく、御竈殿を出たけれどクシャミ連発、止まりません。
回廊に鳴り響くくしゃみすごかったで。

もともとヒノキシーズンで弱っていた粘膜が刺激を受けて、
アレルギー反応大爆発
半端なくティッシュが飛んでいきます。

これ、絶対仲間いるはずだと検索したのに全然ヒットしなくて信じられない。
ほんっとすごかったんですけど!!!
このあとから体調はガッタガタ、酷いアレルギーで思考力ゼロ、何を言われても何を言ったのかも全然判断できていません。

ヨロヨロと売店に戻り、白桃ソフトクリーム頂きました。
美味しかったんですが、体調の良い行きしなに食べておけばよかった……

●ランチで文字通り人心地


吉備津駅から岡山に戻る列車内で友達がランチがどうこう言ってるんですが、事前に岡山駅でランチできるところを調べていたので「ある」のはわかっていても、もう検索もできない、サイゼリアでもなんでもいいです状態。

選んでくれたお店がいい感じで、すぐに小青竜湯を服用、ランチは平らげました。
小青竜湯は水分代謝を整える漢方です。
口に入れたときからピタッと鼻水が止まる魔薬。
胃や腸で消化吸収以前ですよ? どうなってんの??
しかし鼻水は止まっていてもめっちゃ鼻声のままなので我ながらオカルト現象。
アレルギーセット
リュックに入れていたボックスティッシュの中身、ステロイドスプレー、ブリーズライト、小青竜湯、全部投入しました。
岡山駅
やっと岡山らしい写真。

ランチのあとようやく岡山駅を出て、岡電(路面電車)で後楽園に向かうのですが、どこから乗るの? ってキョロキョロしたぐらい、見当たらない。
イメージ:駅前
から乗れると思っていたのに、ちょっと離れていました。
岡山城
来たよー

後楽園、岡山城には「城下駅」下車、そして目指す「桃ボート」 へは正面ではなく月見橋を渡って南門から入ります。

南門に向かう途中、渡し船と甲冑体験できる場所があり、インバウンドに大人気でした。
次回、桃ボート

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