回の書籍は、「WEB抜粋版」をもとに気になるところだけ立ち読みしたので、完読感想ではありません。

「クリアできれば80歳の壁を越えられる! あなたの足の親指の状態をチェックする7つのテスト」
挑戦的な見出しやな、やったろやんけ。

■第1のテスト《親指を第二趾にくぐらせる》
座位だと左はできるけれど、右はキツイ。
立位だと両足ラクショー。
足の後ろ側の筋肉が影響しているのがよくわかります。
後ろが阻害されると、弱い方の右が覿面に死ぬ。

■第2のテスト《足裏笹舟》
あしぐんにゃり族には逆に楽じゃない?

■第3のテスト《あしゆびげんこつ》
ブッブー
第3のテスト
バレエやってる友達が、即ツッコミ入れました。
「トウシューズの中であしゆびは曲がっていません」
書籍も確認しましたがこのまんま載っています。

今ならちょっと検索するだけで、トウが「つま先」であり、トウシューズの中がどうなっているかなんて動画もたくさん見つかるのにね〜。
編集部がきちんと仕事してない証拠です。
こういうのがあると、全部の信憑性が落ちるので良くないですね。
せめて「あしゆびでげんこつを作る」にすればよかったのに。

ついでに、この趾を曲げるのは骨盤の角度が前傾後傾きつい人だと、日常的にやってると思います。
わたしを含め数人の女性の座位で、見たことあるんですよ。

骨盤で座れないから、足の前面を突っ張らかせて支える、みたいなイメージです。
だからこれができるからといって、80歳の壁を超えられるからだとは思えないんですよね。

■第4のテスト《親指を上に反らせる》
ラクショーですが、親指が上に向くのは浮き指傾向の人でもできますから……

■第5のテスト《合蹠からつま先丸め、広げる》
いわゆる「合蹠(がっせき)」のポーズから動作を加えています、ラクショーです。


■第6のテスト《足裏雑巾絞り》
地道に魔女トレ続けていますし、ラクショー。

■第7のテスト《足裏太鼓?》
なぜこれを動画にしなかったんですか??
ポコポコいい音っていうのが、自分の音と合っているのかわかんないですよ。
1~7のテスト全て動画にしてプロモーションに流せばよかったのに。

●構成も文章も拙い


7つのテストの結果と解説について、構成が悪すぎます。
先に「A:5つ以上クリアー」「B:4つクリアー」「C:3つ以下クリアー」とレベルを提示してからそれぞれの解説をすればいいのに、わたしは4ページ目を開いたとき、1ページ飛ばしたかと思いました。
これは書籍版の構成も同じです。

あと文章も読みにくい独特の書き方だなと思ったら、著者プロフ見て納得です。
「氣」を使う人はざっくり「古武術系」としますが、要注意。
感覚優位で生きているので、文章が微妙な人多いです。
また周囲もそれで良しにしているから、文章力も上がらない。
それこそ編集がゴーストライターにでも書かせたらいいのにと思いますが、「氣」が乱れるからよろしくないんですかね?
わたしは、伝える気がないと感じてこういう文章は好きじゃないです。

ランクAでしたが、大して嬉しくもない。
80歳云々は雨後の筍状態ですね~~~~~
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