豆島ってほんとに「海・空・山」が一気に視界に入って驚きます

この日は強風で寒かったんですが、それでも空の色と雲のコントラストが美しかったし、何より海ですよ
そうそう瀬戸内海ってこれー!! 
海岸沿いをドライブするだけでめちゃくちゃテンション上がりました

そして最初の目的地に到着です
天狗岩丁場、車を停めるエリアがあります
丁場への入り口には探索マップがそっと設置されてあるので、必ず取ってください
このマップかなり重要です
わたしは宝にします
たけのこ
野生のたけのこがお出迎え
ここ一帯竹林であちこちにたけのこが顔だしていました
整備されていて登りやすいんですが意外と急な箇所もあり、ワイドパンツの裾を踏みそうになったので、ガシガシまくりあげました
天狗岩丁場
初代豊臣時代ではなく徳川秀忠による大坂城築城のため、小豆島や瀬戸内の島々に石丁場が開かれ、どんどん大坂に送られるんです
小豆島の天狗岩丁場は、福岡藩黒田家の黒田長政と嫡男忠之が採石しました
残された石には黒田の刻印があちこちあります

黒田家は大坂城完成後も丁場の残石を厳しく監視し、明治に至るまで番人を置いていたんです
そのため島の中でも残石が大規模に残っています
どうして監視したんでしょうね
徳川時代は城を作るのは幕府の許可制だったんですが、こっそり九州でお城作ろうとしてたのかな

なお工具類は島の北側の道の駅・みなとオアシス大坂城残石記念公園にある資料館(無料)に展示されています
天狗岩丁場
生々しすぎる矢穴
400年前の痕跡なんですが、あまりの生っぽさに作業途中に見えてきます
全然今からでも取りかかれるよ
天狗岩丁場
矢穴が天に向かってるんです
地面に向かって打つのにこの岩の矢穴は天を仰いでいて、どこかから転がってきたのかまさかほんとに天に向かって打ったのか、真相がわからないんです

矢穴が穿たれた残石があちこちに転がっていて、しかもその石はそこそこ大きいため、まるで巨人の作業場のようでした
丁場はストーリーがありすぎて、一箇所でこれなら全部回るともう他が入らないぐらいになりそうです

城好き石好きはもちろんですが、大河ドラマ脱落するぐらい歴史に興味がない友達でもすごいロマンを感じて楽しかったと言っているので、おすすめ

山の次は海に行きます

----------
「マシュマロ」は、回答・返信なしのお気軽ツールです。
「マシュマロってなに?」という方→解説はこちら