これを書かずに終われないとずっと思っていたのが、今回のネタです

値観を変え、生活も行動も変えた大きな原動力は足靴でした
一番最初に導入したのは五本指ソックス、そして靴を変えて次に導入したのがオーダーインソール

10年ちょっと経った現在、いずれもやめました

五本指ソックスをやめた理由は、昨年書いています
隠れ五本指、足袋ソックスすべて処分しています
一足だけまだ傷んでいない五本指がありますが、ジムでの履き替え用途に使っていて、メインにはしていません

●なぜオーダーインソールを作らなくなったのか 理由は2つ


わたしのオーダーインソール歴は、シダス一筋です
パラマウントの革靴を扱うお店、個人サロンだとシダス推しだからで他は試したことがありません
シダス
ちゃんと左右の土踏まず高低差まで作りこまれていました
でもこの青いソールほんと嫌いだった……
シダス
これもシダス
高低差もですが、ヒールカップえぐい
こういうもんですかね
シダス
完全に「棒」の中敷き
残していても入れられる靴がないので、汎用性ないんです

オーダーインソールに頼るのをやめようと思ったきっかけは、2014年のロルフィング体験です

このときからもうシダス使っていなかったんですよ

●理由 1


自分で引用しますが、体の変化に重点を置くとオーダーインソールは感覚が狂って足かせになります

「インソールは「いまの状態」をサポートするために作るのですが、これがあると「いま」よりよくなることはないなと常々思っていました。
そもそも「よくなる」ことが目的か、よくなるの定義も自分で決めていなかった。」

わたしは体からのアプローチ重きに変えたから、サポートの強いハード系オーダーインソールが使えなくなりました

●理由 2


「かかとの感覚が好きになれなかった」

オーダーインソールの感想で「かかとが浮く感じがする」というのをちょくちょく見かけます

えぐいヒールカップで「倒れ」を支えているのはわかるんです
しかし、ハード系インソールのカップ部分って靴の中底に対して「点」で載っているような感じで、デフォルトで入っている中敷きの「面で載っている」とは感覚が全く変わります

カン、と中底に載ってる感が強いと、そりゃかかと浮いた感じしますよね
単純に、中敷きと同じ厚みだから替えられますよ、っていう話じゃないんです

また、靴選びについてもかなりシビアになったため、「靴で寄せる」「中敷きで寄せる」の割合がぐっと変わりました
できるだけ靴で寄せるようにしたほうが、わたしの場合はアタリなんです

●いまの中敷き


現在入れている中敷きは、NBとソルボ
いずれもサポート力はさほど強くない、どっちかといえば入門編みたいなインソールかと思います

NBは直営店で入れてもらいました
ソルボはミズノにて

このモフモフMR1を調整に持ち込んだとき、歩行や足の重心をもとにソルボの
トレッキングエア+パット で調整してもらいました


五本指ソックスとオーダーインソールをやめたのなら最初に戻ったように見えますが、そんなことはまったくない
螺旋階段
螺旋階段のように、同じところを回っているようでちゃんと上がっていると自負しています

そしてこの10年で大人になったし、健康系靴屋が変なこと言ってても、

『友達も親も連れてきませんから』
って腹決めできる良い基準になるので、顔には出しませんよ

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