コロナ前より、公共マナー悪くなったと感じませんか?
この春から行動制限が解除されて人出が増えだしてから、電車内のマナーが悪くなったと感じるんです。
人が少ないときはいい意味での緊張感があったから、思い出補正かしらと胸に秘めていたけれど、たまたま見かけた開港祭の様子に腑に落ちたので残しておきます。
一連のツリーまでご覧ください。
6/2は平日ですが、それでもこの有様。
今日 開港祭の花火見ようかと、ちょいと出かけたんだが、背筋が寒くなった。
— 柏木@SDT-WORKSの中の人 ※病気から回復中 (@SDTworks) June 2, 2022
国際橋の歩道上一歩間違えてたら、将棋倒しが起きてたわ。
6/2は平日ですが、それでもこの有様。
「SNSのせいで、気軽に撮影する風習に拍車がかかってるからか、警察官の誘導にも全く聞く耳持たない人間が、確実に群衆内で増加してる印象。」
「いや、マジで群衆に話聞かないサルが増えてるし、バイトもアプリで雇ってる頭数だけで全く動かない。
頼みの警備会社も経費高騰で、資格持ちを配置できず、警察も大規模イベント警備の感覚を取り戻すには、1年やそこらじゃ足りないだろう。」
大型イベントを長期に渡って開催していなかったので、現場ノウハウを忘れているという話です
。
2020年に地方の秋祭りで「中止によって継承されない(口伝が多いため)」、翌年には「もう今後実行できない」という事態に陥っていて、このときは祭りの担い手の高齢化そして継ぐこどもの少子化が話題の中心でした。
通年イベントが行われない弊害、都市部でも出てきたと思いました。
●周りの人は「人」ではなく「景色」
話を聞かないサル、つまり民度の低下については、マスクも要因の一つだと思うのです。
こどもの大好きなかくれんぼ。
あれ、自分が隠れて「相手が見えない」から、「自分も相手」に見えていないって思うんだってね。
目を手で覆うときも、同じように思っているとか。
顔をマスクで半分隠していることで、「自分」の姿も「名無し」「顔無し」「姿無し」の認識が強くなっているのでは 。
だから、周りに他人がいない振る舞いができる。
こどもの大好きなかくれんぼ。
あれ、自分が隠れて「相手が見えない」から、「自分も相手」に見えていないって思うんだってね。
目を手で覆うときも、同じように思っているとか。
顔をマスクで半分隠していることで、「自分」の姿も「名無し」「顔無し」「姿無し」の認識が強くなっているのでは 。
だから、周りに他人がいない振る舞いができる。
周りの人は「人」ではなく「景色」だと見ていたら、車内でみっともない姿勢をとっても恥ずかしくもなんとも思わないでしょうし、イヤフォンしていたらなおさらです。
海外にいた人が日本に帰ってきて、日本人は他人の目を気にしすぎ、海外だと路上で寝てる人が普通にいるなんて出羽守ぶっていますが、それ異常でしょ、衛生的防犯的にどうなの。
大平原じゃなく、ここは大多数の他人によるコミュニティですよ。
●人件費を削る=安全を削る
明石の花火大会歩道橋事故で、イベント時の警備は有資格者の配置とそれなりの人員が割かれるようになりました。
イベント開催において一番お金かかるのが人件費、どうにかして削りたいのも人件費です。
人件費を削る=安全を削る
なんですけどね。
現場に出ない人にはそれがわからんのですよ。
OL時代に予算を削られてひどいことになったイベントを見ています。
当然イベント前からガタガタ、出奔した社員もいたし、当日も現場からすべてが崩れていきました。
訴訟にもなったけれど、誰も責任とっていません。
なぜなのか?
人が死ななかったからでしょうね。
この夏はイベントが再開されると思いますが、コロナ前と同じと思わず用心したほうがいいです。
周りの他人は、コロナ前と同じ他人ではないかもしれないので。
これがどうか杞憂で終わりますように。
雨と菖蒲はよく似合う