ちらの紹介がすべてを語っています。

わたしは漢方を全く知らないわけではないですが、それでも読んでいて楽しかったです。
くどくどしくない、押し付けがましくない書き方をされているのと、主人公の悩みや体調不良は誰でも「ああ~わかる……」という共感があるので、どんどん読み進めてしまいます。
漢方入門にもおさらいにもよし。

ところですっごいリアルで笑ってしまったのは、主人公のみのりさん、USJのクッキー缶に処方された漢方薬を入れているんです。わたしと同じ!!
漢方
見て!!

三包繋げたまんま突き立てています。今の季節、一番手前は19小青竜湯。
漢方薬ってそこそこかさばるから、このクッキー缶が丁度いいんです。
東京が舞台なのに、なんでディズニーではなくUSJなんでしょうね。

小説ラスト、みのりさんは漢方薬のもとになる植物が見られる植物園に行くんです。

東京都健康安全研究センター » 東京都薬用植物園
https://www.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/lb_iyaku/plant/


では関西圏はというと、あるけれどコロナで休園箇所が多いです。
こんなとき頼りになるのが、奈良。

森野旧薬園 | 森野吉野葛本舗
https://morino-kuzu.com/kyuyaku

ここはとても有名、NHKの番組で見ました。

そして同じく奈良唐招提寺に4月22日より薬草園の一部がオープンし、2024年に完成予定です。
ガーデンデザイナーの居場さんが薬草園の計画を詳しく紹介されているので御覧ください。

現在、瓊花(けいか)は5/5まで公開中

●漢方を知ったきっかけマンガ

帰省したときに祖母が漢方を煎じていたのが漢方との出会いと思っていたんですが、
それより先にこの漫画じゃないかと、先日ふと思い出しました。
ふくやまけいこの漫画、大好きだったー!!

『月刊アニメージュ』(徳間書店)において1987年11月号から1992年1月号にかけて連載されていました。

不定期連載だったと思うんですが。
アニメージュ高くて毎月買えなかったんだよね。
全7巻(徳間書店)のコミックスを全部集めることができなかった子供時代……

初期はちょっとした探偵もので、怪人二十面相が大好きだったからほんとワクワク読んだものでした。
作中には具体的に薬草名は出てこないんですが、物語の途中から中国の薬草のことがよく出てくるんです。

ふくやま けいこの作品一覧 | 全巻無料で漫画読み放題! - マンガ図書館Z
https://www.mangaz.com/authors/detail/332

東京物語はないけれど、作品が読めます。

----------
「マシュマロ」は、回答・返信なしのお気軽ツールです。
「マシュマロってなに?」という方→解説はこちら