ムでの運動とウォーキングについて、友だちとよくやり取りをしています。

先日でてきたのは、「癖って直せないよね」という発言でした。
これまで弱いところを補う仕組みで生きてきたんだから、こっちのほうが正しいですよと言われても、からだは抵抗するでしょう。
 
わたしはプロスポーツとか記録狙う人じゃないし、これまでやってきたことを元にじゃあこうしていきましょうというアドバイスなら受け付けますが、この理想に近づけましょうみたいなんは、要らないんです。
数値目標を設定しているわけではないので。

そのやり取りで引用されたのが、こちらの本の一節でした。
「四本脚の椅子と三本脚の椅子の違いのようなものです。もともと脚が四本ある椅子から一本取ってしまったらその椅子は傾いてしまいます。壊れた、不完全な椅子です。でも、そもそも三本の脚で立っている椅子もある。脚の配置を変えれば、三本でも立てるのです。」P30
このボディイメージ、いいと思いませんか。
本自体も、頭の中がさーっとクリアになる感覚の連続でした。めっちゃ面白かったです!!

「わたしたちは見えていない」と「白の闇」に出てきましたが、ほんとに見えていない……
情報は盲にするんだなと歯噛みします。
「見えている」つもりの晴眼者の作った社会の有様を見ると、そりゃ病む人がいるのも当然です。
見えない人の世界は、とても豊かなものでした。

「見えないことと目をつぶること」の違いがわからない方も、読みましょう。
読むのがめんどくさいのなら、先日放映された「探偵!ナイトスクープ」にジャストマッチな依頼があったんです。

生後2歳までの間に小児がんで全盲になったマキちゃん。
依頼者はマキちゃんとアマチュア無線でつながったご夫婦で、車が好きなマキちゃんに買い替えの相談もするほど、マキちゃんは車に詳しいんです。
運転をしたいという夢を叶えてあげたいという依頼内容でした。
 
2月18日(金)放送分 2月26日(土) 00:12 終了予定
動画27分すぎから、始まります。感想は次にUPします。

UPしました↑

●誰のための表記変更でしょうね

書籍に戻って終盤にポリコレネタが出てきたんです。
ポリコレ、具体的には、「多様性尊重」「言葉狩り」です。

P204「障害者」が「障がい者」表記になったことによって、読み上げソフトは「さわるがいしゃ」と読み上げるようになったんです 。

つまりこの表記変更は、晴眼者のためだと思いませんか。
差別のない中立的な表現という意味でのポリコレのはずがただの武装で、いったい誰のための表記変更でしょうね??

著者は「障害」表記についてこのあと述べているので、「障がい者」になんとも思わないひと、賛同しているひと、わたしのように「はあ???」と思っている人も一読していただきたいです。
無関心こそが、争いを生むんですよ。それを利用する人がいるから。

これもポリコレネタです
----------
「マシュマロ」は、回答・返信なしのお気軽ツールです。
「マシュマロってなに?」という方→解説はこちら