このカテゴリは「手の指がこわばる2021」、思いがけず股関節のリハビリが始まりきっかけで手のこわばりが取れた理由について、最後に推測を残しておきます。

●痛みに固執しない

11/1~5に掲載された「患者を生きる」 、

(患者を生きる:4230)40年続いた痛みを超えて:5 情報編 生活の質向上をめざす:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/DA3S15101215.html?iref=pc_rensai_long_27_article

 
全部切り抜いています。
痛みに人生を乗っ取られたような、60歳女性の半生をまとめた内容でした。
何度も手術までしたのに痛みが改善しないためとうとう遺書を書き始めた女性、ただただ辛い。
ご主人が愛知医科大学病院の痛みセンターを勧め、名古屋市内に引っ越しして診察を始めます。

第5回に書かれていた部分を転載します。
「達成感を感じると、脳の側坐核という部分がよく働く。側坐核は、痛みを抑える神経回路で中心的に働く。半場さんは「側坐核の活動を高めることは、痛みの軽減につながる。自分にとって快いこと、したいことに取り組む意義は大きい」と話す」
痛みの脳科学が専門の半場道子先生の著作、図書館にはないわ……

リハビリをはじめて手のこわばりがとれた理由、これじゃないかなと思います。
だから整形外科勤務の友人は「あるある」といい、内科だと「なにそれ」。

達成感を得る、変化が出るまで、時間がかかるんです。
わたしは体の変化に敏感な方ですが、それでも一ヶ月二ヶ月経ってやっと実感が湧いてきました。
そうするともう、いろんな変化が楽しいんですよ。

もともとジムに行き始めたきっかけは整体で痛みが取れる感覚を継続したいと、前向きになったからなんです。
ジムでもリハビリでも自分の知識なんて皆無、ピヨッぴよのひよこだから、愚直に実行そして質問をぶつけてトライアンドエラーをやるしかない。

でも変化が出てくるともっと楽しくなるし、いろんなことをやりたくなりました。

そういう「気持ちの変化」が、一番のカンフル剤になったのではと思います。
これはスピリチュアルではなく、脳科学なんです。

●先達はたくさんいた

これまで複数のリハビリ経験談を聞かせてもらい、いまもストレッチを続けているとか、リハビリは保険箇所だけなので他に気になるところは整体と組み合わせているとか、すごいなあわたしできないやとお手上げでした。
が、今やトリガーポイントを買って(モチベーションのため)、毎日ストレッチしています。だから、「へー」と読み流している方、それで十分なんです。

リハビリやってると公言すると、五十肩でリハビリ経験者が続々といました。
「150日やろ!? そうそう! 終わるときさみしいよね~」
あはは(笑) 

トリガーポイントも、
「わたしも買ったー!! いま枕になってる」
「アレめっちゃ痛いよね! 子供は全然痛くない、気持ちいいっていうねん」
「最初に行ってたリハビリは、先生がひどい言い方するんよ」

痛みに対して古い治療法でやってるとこはダメだよね、新しいところを選んでいかないとっていう話で盛り上がりました。
ペインクリニックも知ってはいましたが、ずいぶん増えたんですね。

そして大事なことを。
「結局、座るときが一番しんどい」
「動いている方がしんどくない」
座ることの体への負担が年々大きくなります。

規格に体を合わせている以上、これからも痛いところがゼロにはならないでしょう。
でも痛みで安静にするよりも、やってみたいことをじゃんじゃんやっていこうって思いましたね。
今年の、またコロナ下において一番の収穫かも知れないです。

●安いと思う

最後に費用を。
リハビリは一回に3種をやって、500円。10月から「医科外来等感染症対策実施加算(5点、自己負担10円)」がなくなり490円。

初診、医師との月イチ診察、リハビリ 合計で約32,000円、プラス交通費でした。
あとニトリの円座クッション、トリガーポイントです。

次回、行楽ネタ「IMOの女王と練乳の局」

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