技による運動器リハ以外に、腰の牽引機に乗っています。

2,280,000円

牽引の重さを設定し「治療を開始します」でウイーンと両腕固定、台が傾いて足も腰もほどよくほぐし、脊椎の牽引もしてくれます。
実に気持ちよく10分間があっという間で、「治療が終わりました」という音声に毎度「えっ!? 始まったとこやん!?」って言いたくなります。

「あっという間に感じます(心残りたらたら)……」
と担当さんに言うと、
「倍の時間やりたいっていう方、多いです」
笑っていました。

お金払ってでも倍の時間やりたいって友達にぼやいたら、「エステちゃうねんからw」って笑われました。

これは背中全体の痛みに効いている気がします。
わたしの背中部分めっちゃ固くて猫背なんですよ。
日本の調度品は長身族に何もかも合わない……

運動器リハと違い、この牽引とかかとのパルスは継続指示が出ています。

●観測者必須

問題の右腰の痛み、右股関節の固さ由来だと思っていたんですが医師はそこは触れずリハビリがスタートしました。
最初の一ヶ月は、右足でなにかしようにも「右腰痛いです」だらけで攻めあぐねまくりでした。
それをかいくぐった手技であっても、体が全然違います。

姿勢が変わるのがわかり、そしてめっちゃ疲れて午後から使い物にならないくらい眠くなるので、あんなサラッと撫でるだけなのに一体何が起こっているのだろうかという期間が二ヶ月ほど続いたんです。

次第に「お風呂上がりにこういうストレッチやってください」という声かけが常となり、週2回会うもんだから、「眠くてサボりました」と再々言うのもかっこ悪いしストレッチもやるようになりました。

ところがまあ、わたしのストレッチひどかったんです。
あぐら(合蹠)をして股関節の外旋角度を確認するのですが、ある時
「あれ? 真ん中ズレてますね」
と言われたんです。
正中線
撮影用に骨盤をぐっと後傾させていますが、この状態でも右のほうが高さがあるのわかると思います。
リハビリ当初はマジで「右だけ立て膝」みたいにもっと高さがあり、ここだけ別人のように硬かった。
これが、
正中線ズレ
こうでした。今となっては再現が難しい。
でも本人は「真ん中」で合わせているつもりなんです。

右股関節がかたい、ひいてはこのように左よりも高さがでてしまうので、常時右足を組んでいるような形なんです。
右足を組むクセは小学生の頃からありました。
それこそOLのときは「足を組まないと座っていられなかった」くらいです。

いまは「Vネックと正中線と足がしっかり揃ってるね!」と言われます、ホホホ。
これは一例ですが、他のストレッチも皆右に引っ張られて「正しいポーズ」のつもりが全く不出来、「効かせたいところに効いていない」状態なんですよ。
ストレッチではなくただのフィットネス。

これがセルフストレッチの怖いところです。
継続は力なりと言いますが、誰かに見てもらえないとただの「継続」で「力」になっているとは言い難いのです。

●仕事の楽しさ倍増


ともあれひいひい言いながらもお風呂上がりにストレッチをするようになり、右腰の痛みは大きく変化が出てきました。

わたしの仕事は座位立位頻繁に姿勢が変わり、そのたびに右腰に響いていたのが、
「あっない!!」
仕事終わりがめっちゃ楽!!
なにやっても楽しいいいいいい!!

仕事中右腰の痛み、背中の痛みが軽くなったことはリハビリの大きな成果でした。
また、周りに聞いてみたら、コーチもそうだしスポーツやる人ほど、若くてもしっかり毎日寝る前にストレッチやってるんだね……
目標があるから、続けられるんだね……

わたしは今まで漫然とやっていたから、続けられなかったのです。
週2回セラピストと顔を合わせれば、そりゃ続けます。
あとは、リハビリが終わっても続けられるよう、目標を設定します。

そんなご機嫌の夏を過ごしていたのですが、思わぬ余波がありました。
次回、尾てい骨編

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