【これまでのあらすじ】醍醐寺に花見に来て上醍醐に上り、やっと着いたと思ったら!

着いた……よね??
上醍醐に入っても「それっぽい」建物は見あたらず、下りが少しあってまた【参道】の案内になり、上り!!
あー!!! なんで!?
わたしは高野山みたいに、上りきったらもう坂はない開けたところと思っていたんです。
全然違った!!
上醍醐
山だ山だ!! そして人気(ひとけ)は全くない。
開山堂を目指してがんばってまた上ります。
開山堂
ついたどー! ここまできて、やっと桜が咲いていました。
開山堂
開山堂です、こんな軽装でよく上ったわ。
この右手に白河皇后陵があります。 お墓参り大変やん。

下醍醐の標高が約40m 上醍醐 開山堂の標高が約450m、この標高差でこれだけのお堂です。
修行のお山には「どうやって建てたんだろう」という謎の建造物がつきものですが、信仰だけでこんなことができるものなんですね…… 
五大堂
五大堂への道中にボルヴィックの自販機があったんです。
山の中で唯一の自動販売機、かつ珍しいボルヴィックのミニボトルオンリーでした。
ボルヴィック、2020年12月で販売終了しているんです。
社務所のお坊さんが補充しているのかしら。
山中
なお上醍醐、下りのほうがキツかったです。
わたしは下りが得意な方ですが、何度も足を滑らせそして石に足を取られました。
休憩スポットなしでたったか下れてしまうもんだから、もう足裏がジンジンした。
脚が疲れるのではなく、足裏がこんなにジンジンしたのは初めてかも。

で、やられました。
上醍醐から醍醐寺には戻れないんです。
あー!! 伽藍エリアの桜ちゃんと見てなかったのに!!
柵の向こうから見えるけれど〜〜〜〜〜〜
拝観料の元、全然取れていません。
さらに、残りひとつ霊宝館にも行ってないじゃん!!
慌てて早足で霊宝館に駆け込みました。
霊宝館
お庭の桜がとてもかわいい、まんまる。
霊宝館、もはや素晴らしい椅子で休憩するために入ったようなものでした……
醍醐寺
夕方五時前です。
この桜並木の写真、醍醐寺で検索するとよく見かけるんですが、無料で通れるからなのね。

写真を撮ってくれたおばちゃんは、横浜からひとりで来た方だったんです。
いまのツアーは、催行人数を絞っているため参加代金が高くなっているんだって。

普段の京都は人混みだからチャンスだと思って一ヶ月前に新幹線を予約したそうで、前日に到着、高瀬川の夜桜がきれいだったと言ってました。
おばちゃんすごい豪運よね、桜満開だもん。

わたしが醍醐寺から入山するのを見ていて、お寺からも行けたんだと初めて知ったそうです。
おばちゃんのはなしを聞いて、お寺通らず山に来れたんだとショック(悔しいからブログにまとめた)。

2020年9月には京都御所に行っています。
今回の醍醐寺といい、人が少ない京都を狙い撃ちして訪れていますが、もっかい行きたいなと思うのはやはり奈良、同じく修行の山であっても三輪山登拝なんだよな……。

登拝、2019年10月に行きました。

春のひとり遠足、終わり。

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