仕事で通る商店街に、オフプライスショップがあるんです。

小洒落た表現してみましたが、なんのこたない昔ながらの「バッタ屋」ですよ。

ハンガーにドワーッとぶっかけ、服にはブランドタグがなく、鮮度の落ちたオーラのなさ。

しかし先日通りかかるとデニムのジャケットがあって、これはちょっといつもと違うぞ。

タグはないけれど「○チュラル○ューティー○ーシック2019春夏」というPOPがあり、ここでブランド名を明記しているの初めて見ました。※伏せ字はわたし
POPのハンガーのアイテムは、オール500円でした。 

あのデニムジャケット、定価は9,900円（税抜）だと思います。

ナチュビは東京スタイル時代に買ったことがあるけれど、TSIホールディングスになってからはパッとしない印象。

ショーイチだったらもうちょっと丁寧に売りさばいてくれるのでは、と物悲しく見てしまいました。
お店オーラのないたたき売りは「布代」に見えます。

楽天のショーイチショップ、HERNOあります。

ウールダウンのコンビ、98,800円 (税込)ですが、定価20万くらいじゃないかな。

給料も上がらん、それどころか仕事もない現状、以前はお得感があればどうにか売れたものも、もはやそのレベルではない。

なのに、手触り悪そう着心地悪そうすぐ破れそうなサスティナ新素材で大量生産だなんて、アホらしいの極みです。
新しいものをわざわざ作る方が環境負荷あるでしょう。

わたしたちが欲しいのは、サスティナ素材じゃない。

こちとら霞食って生きてるんじゃないんだぞ。

ユニクロの9％値下げが話題になっていますが、値下げ分のしわ寄せは誰が負担するのでしょう。

衣料品の質は年々落ちています。

まずは店舗スタッフと下請けをハッピーにする仕組み作りこそ、ほんとのサスティナでしょう。

歯車が合っていない各社の発表を見て、チベスナ顔になっています。


タイトルは「ARMS」から！