の数年、ずっと気になっていたことがあります。

先日まとめたコマツさんの靴ブログ、

ベタベタリンク貼りまくったので一報入れたところ、お礼と「靴に関するご質問などなんでもどうぞ」とあったので、お言葉に甘えて質問しました。

1、日本の会社が作る婦人靴、捨て寸短くないですか?

2、捨て寸長めの靴をご存知でしたら教えて下さい

“日本の会社”がポイントです。
ヒールパンプスはともかく、ローヒールでもパツパツに見えるのです。
もしわたしの思い過ごしなら捨て置きでも全然構いませんと、お断りをつけた上です。

●国産婦人靴の捨て寸が気になる


質問の意図をご理解下さり、ありがたいことに早々回答がUPされました。
ご覧下さい。

203  おじ靴なんて言ったらビンタされるほど品のあるおじ靴。「TRAVELSHOESbychausser」。 – 世界一わかりやすい初心者のための毎日靴ブログ

タイトルでネタバレですが(笑)、ショセのネタはもちろん、期待以上のまとめでした。秒で保存した。

そしてコマツさんのブログを読んでいて、他と違うなと感心するのは、「体重」に言及しているところなんです。
配送業務で重労働を経験されたからでしょうか。
ブログ内検索の「体重」でリンクしておきます。【こちら

スニーカーにしろ革靴にしろ、履く人の体重を考えて選ばないと、足が負けるんです。
それをきっちり発信しているのって、スポーツシューズメインの方ならともかく、意外と見かけません。

ましてや婦人靴で、「体重○キロ以上ないと、この靴はオススメしません」なんて言えっこないです。
アテにならないサイズ表記よりも、それぐらいやってもいいと思いますけどね。

わたしがよく書く「足が弱い」というのは、「体格」「体重」の言いかえでもあります。

【日本の会社の婦人靴】とした理由は、インポートなら捨て寸長め、ロングノーズはあります。
でも、百貨店の靴売り場で目につくのって、インポートに比べて手頃でもある日本の会社の靴です。
だからこそ、もしあるのならその靴を意識して違いを見て欲しいと思ったんです。

コマツさんがあげたショセ以外のブランドは、百貨店の売り場にあります。
ラボキゴシはOL時代に愛用していました。
なんのトラブルもなく稀有な靴だったのでずっと履いていたかったけれど、変わってしまうんですよね……

●「ダサい」か「○○」


捨て寸にこだわるようになったのは、やはり人生を変えた一足、タルタルガのパンプスです。
かれこれ10年間、発信される新作をずーっと見続けて網膜にシルエットが焼き付いています。

確認済みですが、こちらの靴は捨て寸長めです。
がっつり押さえが効いて前すべり一切無く、捨て寸につま先が入り込んだりしません。
これってすごいと思うんですよ。

コンフォートボロネーゼは、サイトに捨て寸が明記されてあります。

「捨て寸 3E/E:7mm C/A/2A/3A:5mm」
(以前は足長出しの有料オプションがあったんですが、見あたらないです)

2011年から4年くらいかな、連続して履いていた期間は。
その後ニューバランス、PATRICKのPunch、トラベルシューズが手に入り、いまは全く履かないです。

コンフォートボロネーゼを履いていたとき、第2・第3趾の関節にできたタコの名残の色素沈着がどうしても取れなかったのが、いまは無いです。
わたしのあしの形には、捨て寸5mmでは足りないのではと感じた理由がこれです。

ただ、レントゲンで見ても第2趾そんなに長いかなあ……

足の外科レントゲン
プロに指摘されるまで、エジプト型でしょと思っていました。

コンフォートボロネーゼはいい靴で、シャンク、ロングカウンターには大層恩恵をあずかりました。靴選びの根底を担っています。
捨て寸を表記しているのも、本当に良心的です。
なので、最終的には自分の感覚で“いま”を選択したのです。

これほど健康志向の日本なのに、国産婦人靴のこの有様は、ズレていると思いませんか。
「ダサい」か「纏足」
の二択って酷すぎです。

革靴の関税率が段階的に下がっていく今後を考えると、国産婦人靴をほぼ履けないわたしは万歳です。
ついでにドイツ靴信仰からも、もう開放されて欲しいと思います。

コマツさん、貴重なヒアリングまでありがとうございました(^-^)

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