ットのおかげで物事の裏側がよく見えるようになりました。
百貨店BAさんの愚痴アカとか、結構好きなんですよ。
中でもアパレルは、情報発信する方が多いです。
危機感を持っているからかな。

推測はさておき、アパレル店員高山さんのブログ、楽しいです。
店員さんでもそう思うんだーとか、わたしはこう思って売り場に行くな、など気がついたことを勝手にまとめます。

タイトルである「一番言われたくない言葉」は、最後に出てきます。

●店員さんになにを聞く?



オススメコーディネートかあ。
ハンター買いが多いので、コーディネートの相談をすることはあまりないです。
しかし、秋冬の売り場でつい
「これ寒くないですか?」
と聞いてしまいます。

そしたらほぼ100%、
「ヒートテック着ています」
「ヒートテック着て下さい」
って返ってきますね。

わかるねんけど。
実体験に基づいてるのわかるねんけど、ヒートテックは乾燥したり万人向けのアイテムじゃないよね。
そしてつまりそのアイテムは、寒いってことだよね。
関東だともっと洒落た返しがあるのかしら。

●お店の名刺、いただきます


名刺交換の本題からずれまして、プロパー期間中の試着でいいなと思ったアイテムは、記録に残して比較するため品番をお願いします。
このときもらうのが名刺。

名刺にもお店の個性がありしげしげ眺めるのですが、アイテムの名称とお値段まで書いて欲しいー!
それと、パッと目を引くのは蛍光マーカー。

ブランド名
電話番号

名刺のレイアウト次第ですが、こんな風。

名刺って大体白っぽいじゃないですか。
ちょっとしたことですが、かなり違います。
色があると、接客してくれた方の顔も浮かぶんです。
そこはもともと良い印象の接客でしたが、一週間アイテムと名刺を眺めて後日プロパー購入しました。

字の上手い下手なんて気にしていません。
ありがとうございます。

●言えないけれどめっちゃ嬉しい!


魅惑の一声
「新しいものをお出ししますね」
言われた方が嬉しい!  友達も激しく共感ボタン連打!

試着室から出て、店内の照明とでっかい鏡で店員さんとあれこれ摺り合わせたあと、これにしまーす(^-^) となったとき、
「新しいものお出ししますね」とか「新しいものがあるかも知れないので、見てきますね」
といわれると、ラッキー!!!!!!!!!!! って小躍りしています。

ホークスファンじゃないけど。

ひとつは、ピカピカの一点が待ってる感が嬉しい。
別にハンガーに掛かってあるのが試着で穢れているとか思いませんが、倉庫の一点はビニールにはいったままスヤアと眠っているのを、わたしが起こすわけです。
ようこそ世界へ、ウェルカム。
とはいえ、試着したものそのまま包んでくれても全然問題ありません。

もうひとつは高山さんの仰るとおり、ゆっくり店内回遊できるからです。
服目的に来たけれど、わーこんな小物あるんだーとか、これ○ちゃん好きそーとか、夢広がる。
あとでオンラインで詳しくスペック見るし、店頭にあるものはみんなオンラインにアップしてくれー!

(たまにあるんです、商品番号書いてもらったのに、オンラインに掲載なしのことが……涙)

平日の空いている時間帯にいくことが多いから、待ち時間なんかも全然気にならないです。
「同じ理由で、私はポイントカードのご案内や
イベントのフライヤーのご説明等も、
どんなにレジが並んでいる時でも同じようにしています。」
これすごいですよね……

同じ立場なら、目に見えて行列ができてたらすごく焦っちゃってはやく捌こうとすると思います。
百貨店ブランドのレジだと、焦らずやってほしいな。
ユニクロじゃないんだから。 

●今年らしいですよね~


「今年らしい」って嬉しくない(笑) 
賞味期限短えええええ! って思っちゃうから。
いいものを長く使う、昭和根性が強いんです。

でもトレンド強めアイテムでも気に入って買ったら、どこに行くにもそれを着ます。
同じ友達に会うときでも毎週着て、ガンガン着回す。

2万円の服でも10回着れば1回2000円、20回着たら1000円、それ以上着たら実質タダという、オタクのやりがちなアホな計算をしたらよいのです。
※真似しないで

●試着スタイル、見せるか見せないか


関連した「直感の勝利」という接客マンガ、イヤーこんな接客受けたいね!
プロパー時期に回遊するからあれこれ着させてはもらえるけれど、頭に電球が光るような体験ってうらやましいです。

「試着したところを見たかったのに出てきてくれなかった」
「試着前は楽しく話せていたのに、
試着後は他の商品を提案する間もなく帰られてしまった」
おお……やっぱり店員さんは、試着したスタイルを見たいものなのか。
試着させてもらうから、よほどひどいスタイルでない限りはお見せしていますし、イマイチだったポイントも伝えるようにしています。
体格、みんな違いますから。

特に余りというか変なゆとりが出るところと、外からわかりにくい着心地、着用感は口にするようにします。
手触りがよくても着心地がいいとは限らないんだよなー。 

●接客時、一番言われたくない言葉


「普通のお客様にとっては、
コートは1年に1着程度買うような特別なもの。

でも私達販売員は冬になれば大量のコートを目にし、
毎日ハンガーにかけたり外したり。
売れる様子も何度も何度も見ています。

果たして1枚のコートと向き合う時、
選び抜いて買ってくださるお客様と
同じくらいの気持ちでいるでしょうか。」
さあやっと最後です。
“無難”も言われたくない言葉ですね。

わたしは今、かなり切羽詰まった気持ちで梅田を週に○時間回遊しています。
体型が変わり一斉に秋冬パンツが全滅しました。
今のパンツサイズがわからない上に、ウール50%以上フルレングスパンツも見あたらないのです。
2万5000円~でやっと試着できるレベルですよ。

一度にパンツがダメになると、出費の額が変わります。
秋冬は単価が上がるし余計に慎重になる。
あるブランドではそういう心情まで慮ってくれて、そこではウエストガバガバパンツしかなかったけれどとても嬉しかったです。

対して別のブランドでは試着してもばしっとハマるものがなく、最終的に

「うちは定番でウールパンツをお作りしていますが、常連の方は秋物の始まり、9月から買われますニッコリ」(by店長)

9月なんて保冷剤とお出かけしていた時期で、そのときにウールパンツのことなんてかすりもしなかったオシャレ感度の低い一般人ですみませんなあ。

そういう一見(いちげん)お断りという姿勢が、一番不快なんだ!!

過去にもプロパー時期のアパレルでちょいちょい言われたことのある決まり文句、ここは京都の料亭か。
ないならないで、理由なんていりません。
もし、ここのパンツが欲しくなっても、別のテナントに行くでしょう。
プロパー価格には、人件費も含まれていると考えているからです。

ウールパンツ探しの旅、現在進行中。
あたま切り替えてがんばります。


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