60代シニア向けの着こなし本です。
書館でこれを借りた理由は、
「ここに載ってる着こなしをすると、60代に見えてしまうんだな」
を知るためです。
逆説的な使い方。

しかし母にこの本借りてきたと見せたら、母は自分のために借りてきたのだと勘違いして、そのまま読み始めました。
これは意外。
というのも、母は図書館の本が嫌いなんです。
潔癖症なのかなと思っていたんですが、そうじゃないのね。

表紙の白髪モデルは、たぶん有名なんでしょうね、シニアモデルの松本洋子さん。
松本洋子だなんて、なかよしの「シンデレラエクスプレス」や赤川次郎原作のコミカライズが浮かんじゃうわ。

グレイヘアには全く憧れがないのですが、松本さんも同じだったのが方向転換された話が載っていて、ふーん、わたしもそうなるのかなあ……

待ち合わせしていた友達とこの本を見ていたら、
「これ似合ってない(P45)」
とかバシバシコメントしていって、わたしはそういう目で見ていなかったから目鱗でした。
確かに似合う似合わないで見ると、おかしな組み合わせがあります。
たんにロジックとしてみていたわたしと、友達の見方の違いが面白かったです。

いくつかのコーディネートは友達に似合いそうなものがあり、まさにこういう服着てるよねーと言い合っていたとき、ふと思い浮かんだのが、
「この中に、わたしの未来予想図はあるか?」
です。

友達はすでに載っているコーディネートと近いので、未来予想図が載っていたわけですが、わたしはというと、

「ないねえ!」

巻末に一般人の着こなしスナップが載ってあるのでそこもチェックしたけれど、

「ないねえ! 今のまんま変わらないんじゃない?」

髪が真っ白にならない限り、そんな気がする……
それと、年代が違う友達の着こなしが載っている点からも、コーディネートにさほど年齢差は出なくて、年齢が出るのは小物だと思いました。
いくつになってもおしゃれに 大人のシンプル着こなし入門
画像はAmazonから。
裏表紙のこの組み合わせが素敵。
----------
「マシュマロ」は、回答・返信なしのお気軽ツールです。
「マシュマロってなに?」という方→解説はこちら