急事態宣言下シリーズ、4月の光景です。

平日の昼間、梅田の様子です。
梅田
まっすぐ行くと【泉の広場】です。
35店が並ぶグルメエリアとして昨年12月にリニューアルオープンしたばかりなんですが、ダメージを思うと胸苦しくなる。
梅田
ホワイティうめだはがっつり休業、照明も落とされているため昼なお暗し。
うめはん
誘蛾灯のように明るい、うめはんの地下食。
ゲームの隠しイベントのようです。

うめはんと阪神は、平日だけ地下食は営業していました。
ただしテナントは休業が目立ち、営業しているところも什器がガラガラで、中途半端に空いた空間に見えないなにかが経済を削り取っている様を見ました。
これまでも知ってるお店が閉店したのを見てきたけれど、その終わり方と全然違いました。

スーパーだと、バターだのホットケーキミックスだの、あるジャンルの特定のものだけが品切れにはなっても、あんな風に中途半端な穴は空いていなかったんです。
だから、籠もっている間に物がなくなっている(生産が止まっている)のを実感しにくかったです。

●三宮の方がにぎやかだった

三宮
阪急(そごう)も、地下食営業していました。
これは写真を撮るのに人が減るまで待ったのもあるんですが、奥が阪急、人が多いんです。
三宮に来ていちばんびっくりしたのが、

「梅田より人が多い!!」

なんですよ。
三宮
地上はこの通り。
普段の平日は、観光客が多いです。
 三宮
三宮センター街、手前のZARAは休業だけど、奥のユニクロは営業していました。
梅田はもちろん地元でもユニクロは休業店舗だらけだったため、めちゃくちゃ新鮮に見えました。
でも、服買う気分じゃなかったです。
三宮
GAPも営業していたし、『梅田より人が多い!』と驚いたのは、なんのこたない梅田に比べて営業している店舗が格段に多かったんです。

生活圏も近いから、買い物客も多いんだわ。
気温も上がりだしたし、店が開いてるとそりゃ人は集まります。
三宮センター街は、営業していなくても看板に光は入り、外の明るさも手伝って余計に賑やかに見えました。

こんな風に仕事で外出したのは、ほんのいっとき。
でもどこを見ても清掃が行き届き、きれいでした。
汚すほど、人がいないのもあるでしょう。
うるさいBGMもなく静かで過ごしやすい分、見慣れた街にこんな顔があったなんてと不思議でした。

え、そもそもここはほんとにわたしが知ってる街だっけ??
別の時間軸に来たのかな?
わたし、ここでなにしてるんだっけ??

期間中、度々この感覚を感じたのですが、「離人症」みたいでした。

心当たりのある方は、こちらをどうぞ。

「社交的な引きこもり」体質なので籠もるのは苦痛じゃなくても、行動の自由を制限されるストレスってこんなところに出るのかと全く予想していなかったことでした。
世界に【喧しさ】が戻っているいま、あの貴重な静謐さは体験していてよかったと思います。

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