2011年クロワッサン誌の靴特集から現在を振り返っていた前回、
「サクセスウォーク」を検索したときにこのようなサジェスチョンが出てきました。
「サクセスウォーク」を検索したときにこのようなサジェスチョンが出てきました。
サクセスウォーク 「痛い」「きつい」「合わない」
メーカーが気の毒になった。
サクセスウォークが痛くて、キツくて、合わないんじゃないです。
そういう人もいますが、この検索結果には
「どんなパンプスでも痛いのに、サクセスウォークは大丈夫だった」
という、ポジティブレポートも含まれています。
ネットはネガティブワードの方が多くて、どうしてもヒットしやすいワードがあります。
それでもわたしは、なんのレポートもないより絶対いいと思う。
なんせ「ネットにない＝現実にもない」に等しい現在ですから。
●3D計測とパターンオーダー流行り
伊勢丹新宿店と高島屋大阪店で、3D計測を元にしたパンプスフィッティングサービスが開始します。
8/28（水）予約開始の伊勢丹「YourFIT365」
PBパンプス以外にブランドリストも表示して、明確。
そして9/4（水）高島屋大阪店でサービス開始するのは、「パンプス ファインド ミー」
サービス詳細ページはなく、日経のみ。（これ）
もっとも、中身は[i/288 SHOP]です。（ショップリスト）
過去に高島屋で期間限定出店を続けていた実績でしょう。
昨年試着しました。
プレスにはブランドの垣根を越えて提案するとありますから、伊勢丹と似たようなサービスです。
大きく違うのは、伊勢丹は計測データをアプリでスマホ閲覧できる予定。
もし伊勢丹で計測された方はデータ同期できたら、2019年秋冬よりスタート予定のZOZOMATでの計測と比べて欲しい。
発送いつかな？
両店とも期間限定ではないし、特に伊勢丹は後日アプリからでも購入可能なので、お店で試着後クールダウンする時間があって、いいと思います。
●「足からはじまるくつ選び」
注意点は、あくまでパターンオーダーであること。
3D計測サービスは「足形」測定、その足形に合いそうな靴をチョイスするための計測であって、フルオーダーの計測とは全然違います。
この解釈違いはキビラの「オーダーシューズ」サービスでも、結構な不満に繋がってしまう要因でした。
計測機に足をつっこみ、画面に表示される自分の足を見て「オーダー」するから、その足にぴったりな靴ができあがると思っちゃうんですが、そうじゃない。
足長と幅を確認するためのツールです。
靴と足が合っているのか最終的に見立てるのは、人。
機械に出来るのは、計測とパターンを選ぶだけ。
キビラのサービスについては過去にドッサリ書きました。いまも変わってないですね。
でも、
「日本女性の83％しかカバーできていない」
（83％のソースはどこだ？）とWEBサイトに明言しているのは、いいと思います。
お店に来る人が読んでいるとは思えませんが。店舗数は地味に減少。
「足からはじまるくつ選び」
伊勢丹「YourFIT365」のキャッチです。
とうとう時流が変わった。
丁寧に計測してあれもこれも試着させてもらい、買わなきゃいけないという心境に陥りがちです。
でも「足からはじまるくつ選び」、自分の足がそれを履いて喜んでいるかどうか。
ぜひそこに感覚を向けて下さい。
店員さんよりも、足です。
●靴じゃないけどもういっちょ3D計測ネタ
心斎橋大丸本館が9/20（金）リニューアルオープンします。（こんな感じ）
わたし的注目ショップは、5階の「ワコール「3D smart & try」」です。
東急プラザ表参道原宿にこの春オープンしたサービス。
絶対関西に来ると思ってました、よっしゃよっしゃ。
