2019年七夕、象鼻杯編(前回)の続き、早朝観蓮会「今度こそ咲いていた睡蓮と蓮!」編です。
6月末の午後とは、全然違っていました。
●コンデジカメラマンがゆく
象鼻杯でお茶もいただいたことだし、ゆっくりはす池の鑑賞です。周りはお高いレンズを抱えたカメラマンだらけの中、コンデジで撮影。
睡蓮!
10日前に来たときは全然見あたらなかった睡蓮が咲いてる!
はす池内には他にも睡蓮の生えている区域があるのに、蓮に埋もれているのか睡蓮の花が確認できたのはこのエリアだけでした。
水面にちんまり咲く様子がかわいい。
朝日が強すぎて、ちょっと影の方が綺麗に撮れた。
蓮の葉は水をはじく。真ん中にころんと一滴。
葉に載った水が艶々と美しく、やけにおいしそうに見えます。
そら唐の人も、これを器にと思うはずだわ。
日差しに負けない、カッ!!
白い蓮は距離が遠く、コンデジカメラマン完敗。
お盆の砂糖菓子(以下r)
涅槃って感じがする。
ロンブル ダン ロー。
L'Ombre Dans L'Eau フランス語で、水に映った影という意味です。
湿気の多いこの季節にわたしがよくつける、ディプティックのボトル。
印象に残った影でした。
池の休憩所では、7時と8時に笙の演奏がありました。
8時過ぎだすと、はす池からウシガエルの
「ボエ~~ボエ~~」
という低い鳴き声が響きだし、これもまた10日前にはなかった。
はす池周辺の樹木にカメラマンがぐるぐる囲んでいて、なにかいなと撮った。
ふわふわの花がメイクブラシみたい。
●ちょっと紫陽花のつもりが
9時過ぎまではす池をまったり堪能し、満足して帰ろうと思いましたが、まだ通常開園時間前で空いている自然文化園を素通りするのがもったいないなと。あじさいの森は、公園の西にある日本庭園からいっけん近く見える北北西に位置しています。
敷地内のはしっこにあり、日本庭園に来たついででないとこんな奥までもうこないし、まだあじさい咲いてるはずだしと思いきって行ってみました。
結果:道を間違えてウロウロ迷い戻ることもできず、誰もいない広大な園のはしっこで行き倒れそうになった
敷地内のはしっこにあり、日本庭園に来たついででないとこんな奥までもうこないし、まだあじさい咲いてるはずだしと思いきって行ってみました。
結果:道を間違えてウロウロ迷い戻ることもできず、誰もいない広大な園のはしっこで行き倒れそうになった
公園内の道ってぐねぐねしていて、見通しも悪いし方向が掴めないんです。
空からは相も変わらずカラスがゲーゲーやかましく、わたしを狙ってるんじゃあるまいな……
「あじさいの森」は自動散水機があるようで、水を撒かれたばかりの紫陽花を見れましたよ。
足場はドロドロやったけど。
水滴まで綺麗に撮れた。
まんまる紫陽花が好き。
さすがに空腹だし帰ろうと中央口を目指すんですが、これまた思っていた以上に遠くて。
なんて広大なのか。
なんて広大なのか。
桔梗が咲いてる!!(こうやってふらふらと道草食うから……)
万葉の里、秋の草がテーマ。
水車茶屋という休憩所があり、畳敷きなので寝ることができたんです。
水車の音と畳で寝たことで、ちょっと回復。
中央口出たことにある売店でソフトクリームを食べて、帰宅しました。
水車の音と畳で寝たことで、ちょっと回復。
中央口出たことにある売店でソフトクリームを食べて、帰宅しました。
いやーがんばっていってよかったです。
花見は天候と開花状況が読めないから、「いける!」と思ったときには動いた方がいいですね。
蓮の葉が手に入ったら、自分で「象鼻杯」チャレンジできないかなー。
2019年夏の万博シリーズ全6回、これにて終了。