太陽の塔の出入り口にもちらっと案内がありますが、すぐ東側に「EXPO’70 パビリオン」があります。
万博当時は鉄鋼館というパビリオンでした。
一階が無料ゾーン、広々したホワイエ。
二階から有料で、1970年の博覧会にちなんだあれこれが展示されています。
太陽の塔に行った人はここも行った方がいいよとレポを残されているので、日本庭園のはす池に行く前に寄ってみました。
●結果:行くべし
一階の無料ゾーンで「太陽の塔内部再生」事業のムービー(30分)が上映されています。
二階から有料で、1970年の博覧会にちなんだあれこれが展示されています。
太陽の塔に行った人はここも行った方がいいよとレポを残されているので、日本庭園のはす池に行く前に寄ってみました。
●結果:行くべし
一階の無料ゾーンで「太陽の塔内部再生」事業のムービー(30分)が上映されています。
くどいですが無料で、空調が効いていて、ちゃんと椅子のある環境でかぶりつきで楽しめます。
英語の字幕つき。
最低限、ムービーだけで帰ってもいいです。
最低限、ムービーだけで帰ってもいいです。
万博のロゴとEXPO’70 パビリオンのロゴ、そして壁のベージュがなんともモダンです。
わたしはこの万博のロゴが本当に大好きで、生まれる前だから行けてもないのにやたら万博に思い入れがあるのはロゴの影響が大きいです。
桜のロゴに決まるまでの経緯は、こちらに。
わたしはこの万博のロゴが本当に大好きで、生まれる前だから行けてもないのにやたら万博に思い入れがあるのはロゴの影響が大きいです。
桜のロゴに決まるまでの経緯は、こちらに。
最初に採用された西島案と、最終決定の大高案の画像はここ。
https://www.museum.or.jp/modules/topics/?action=viewphoto&id=620&c=2
ムービーだけ見てはす池に行くつもりでしたが、やっぱり二階に行くことにしました。
チケットを買いながら
ムービーだけ見てはす池に行くつもりでしたが、やっぱり二階に行くことにしました。
チケットを買いながら
『スタンプないかなあ……』
とさりげな~くチェックしていると、
「こちらスタンプのシートです、よかったらお持ち下さい」
ゑ!?
わ、わたしそんなにスタンプ欲しそうな顔してましたか!?
なんのこたない、二階上がってすぐのところに当時のパビリオンスタンプ復刻版が置かれているんです。
「こちらスタンプのシートです、よかったらお持ち下さい」
ゑ!?
わ、わたしそんなにスタンプ欲しそうな顔してましたか!?
なんのこたない、二階上がってすぐのところに当時のパビリオンスタンプ復刻版が置かれているんです。
ずらっと8個。
あら~これはシートがある方が助かるわあと、いそいそ。
あら~これはシートがある方が助かるわあと、いそいそ。
2019年6月のスタンプ柄。
三菱未来館、マダガスカル館、インターナショナル・プレース
、地方自治体館、日本館、テーマ館入場記念、松下館、クボタ館。
スタンプ帳には、特に気に入ったデザインを選んでペタ。うふふ。
帰ってきてびっくり。
スタンプ帳には、特に気に入ったデザインを選んでペタ。うふふ。
帰ってきてびっくり。
https://www.facebook.com/expo70pavilion/posts/2890855621139113
さすがに毎回200円払ってスタンプのために通えない。
館内は、フラッシュオフなら撮影可能です。
「こちらのスタンプは復刻版となりますが、100種類以上のスタンプを毎月交換しています」なん……だと……100種類以上……
さすがに毎回200円払ってスタンプのために通えない。
●万博、体験してみたかった
館内は、フラッシュオフなら撮影可能です。
浴衣と団扇、特に団扇がいい。
二階にいくつか展示されている「手の椅子」、座ることができます。
見た目に反して座り心地がよく、指のあいだに背骨が上手い具合にフィットするんです。
無料ゾーンの一階には、「座ることを拒む椅子」が展示されています。
場内スタッフの制服。
働く人々の足元をご覧下さい。
ヒールが低くてどっしり太いです。
夏物のベージュの制服って、いまは見かけない。
男性がマッチョ体型です。
ピクトにはデザイン性だけでなく時代が反映されます。
何種類も作成された告知ポスターもずらっと展示されていて、情熱溢れるデザインに釘付け。
国中が盛り上げようとしていたのが伝わってきます。
2020年東京五輪でもこのレベルに達していると思えません。
時代に愛された万博だったんだな。
パビリオンの行方、なんと佐用の老人ホームに三軒も。
コーナーには、来場者などからいまパビリオンがどうなったのかの報告が寄せられていました。
コーナーには、来場者などからいまパビリオンがどうなったのかの報告が寄せられていました。
現在も報告募集中。
●そら語り継がれるわ
200円の入場料でめちゃくちゃ堪能し、小一時間ほどいました。
1970年、わたしが生まれてもいない日本万国博覧会。
とても大きな節目だったのは知識として知っていたのですが、レガシーを見ても当時の熱気や盛り上がりが伝わってきます。
つくづく思いました。
遺物を目の前にして、2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」なんて、烏滸がましいにも程がある。
偉業に関わった人を前に、今の時代は果たして誇れるものがあるのかと。
遺物を目の前にして、2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」なんて、烏滸がましいにも程がある。
偉業に関わった人を前に、今の時代は果たして誇れるものがあるのかと。
G20で訪れた関係者に、太陽の塔見てもらえば良かったのに。
わたしが初めて行った万博は、1990年国際花と緑の博覧会(花博)です。
ぎりぎりバブル期のイベント。
大阪府民ですから何度か来場していて、夏休みに行ったとき親戚が「来場○人目」で花ずきんちゃんのぬいぐるみをもらい、いいなーと思ったメモリー。
次は日本庭園に行きます。