今年の1月に購入したchausser（ショセ）のトラベルシューズ、その後です。

購入時の『ヒモ穴がもういっこあればな』という懸念については杞憂に終わり、機嫌よく履き続けています。

そしてこの靴のウリ（？）でもある【ゴムの靴ひも】。

どうしても結んだままでの脱ぎ履きに抵抗があり、毎度きちんと解いて結んでいます。

だったら、ふつうの丸ひもでもええなと。

ゴムひも、ぐいーんとひっぱって結んでいるため、びよびよ長いのです。

引っ張っていない状態でも、びよびよしている。

何センチの靴ひもがええかな～と店頭で思案していたら、店員さんがいまの靴ひもの長さ測りますよと言って下さり、お任せ。
ゴムひもの長さは60cm。一般的な靴ひもの長さです。
売られている靴ひもで、いちばん短いのは55cm。

蝋引きとガス引きがあり、蝋引きは馴染むまで時間かかるしなーとガス引きに。
ガス引きって名称は、製法からです。

ごく普通の、ガス引き丸ひも55cmにチェンジ。

元のゴムひもと同じ通し方にして下さり、ありがとうございまーす(^-^)と意気揚々歩き出したんですが。

ゆるい。

驚いた。
足の甲の押さえが、ゴムひもと比べて明らかにゆるいのです。
ひもの通し方は同じなのに、足の甲にかかる【ピタッと感（圧）】がなくなってしまって、靴の中でちょっと動くような違和感ありあり。

ウソでしょう。

あのゴムひも、こんな効果もあったんか！

もう違和感いっぱいですが、仕事帰りで疲れていてとにかく早く家に帰りたい。

そのままガッツで帰宅しました。

後日、初手からガス引き丸ひもで歩いてみたのですが、別に違和感は感じません。

「ゴム→ガス引き」

という段階を経たからこその、違和感だったようです。

でもあの違いを感じてしまったらガス引きには戻れないわけで、ゴムひもに戻しました。

ひもを通したとき革に入るシワも、ガス引きとゴムひもで違います。

ゴムひもの方がシワにならない。

体感は、「ガス引き→止める」に対して、「ゴムひも→押さえる」です。

びよびよ引っ張って結んでいるんだから、そらゴムの弾性で押さえが効くわけです。

ゴムの靴ひもってずぼらの代表ぐらいに思っていたのですが、考えを改めました。

結局、道具は使い方なんだなと。

他の靴ひももゴムひもに替えてみたくなりました。