三茶スニーカーで、店長の岡山さんとお話ししている間にもお客さんが次々やってきました。
ここまでが前回。

●なんのために履くのか

れぞれの方とお話をしながら、岡山さんはシューズをどんどん出して履いた感じを確認しています。
その際、お客さんの反応を見ながらなぜそのサイズなのか、という疑問にもきちんと答えている。

いいなあ楽しそー。
わたしにはメレルのトレッキングシューズを出されました。
遠足に行ったときまさに友達がメレルのトレッキングシューズを履いていて、わたしがずるっとなったところで「全然平気~♪」ってすいすい歩いていたんです。
ソール、大事。

さて初めてのトレッキングシューズ、足入れしてみたのですが、
オランダ木靴かな?

ペイント用無塗装白木素材 25cm オランダ木靴(内寸法21cm)
異人館に行くと塗装版が売ってるよ

めちゃくちゃ固いです。足音カッタンカッタン。
トレッキングシューズの機能としては十分、こういうものなんだというのはわかっていても、全くあおり歩行ができない固さで、岡山さんも
「これ(あおり歩行)できないね! ニューバランスだとできているから、そっちを履いた方がいいよ」

用途に合わせて無理に履くよりも、「快」かつ「楽」に歩行できるシューズを履くべきだ、という考えです。
というわけで、わたしのトレッキングシューズはナシ~
足入れした人の反応が「快」か「不快」かをよく見ていらっしゃるので、意に沿わないクロージングは全然されないです。
これぞスニーカー“相談員”でしょう。

●“よく見る”という状態

その代わり、
「これニューバランスに入れてみて」
とコロンブスのインソールを出してこられました。
足入れしてみると、土踏まずからガシーンと保持され、うわ、背が伸びたみたい。




同じものが3列、5・6段くらいあったかな、ずらっと並んでいる光景はなかなか圧巻です。
三茶スニーカー
中敷きはお買い上げしました。
NBに入れるのもですが、後続シューズに入れることも視野に入れて。

他の方のフィッティング中、
「ナツさん、足の裏にトラブルないでしょう?」
って訊かれたんです。

そうです、あしうらにタコとか魚の目、一切ない。
地味に誇りなのですが、伝わりにくいチャームポイント。
お見合いの釣書に書きたいぐらいやねんけどな!!
「あしうらにトラブルがないのは、ちゃんと合った靴を履けているからです」
NBのアウトソールの減り具合を見て、「綺麗に履けている」と。
実際のあしうら見ないで、ほんとよくわかるなあ。

スニーカー一筋20年、全国からお客さんが来られています。
何人もお客さんが入ってきたのですが、都度いらっしゃいませといった挨拶もしないのです。
ただ、よく見ている。

声かけられちゃうとなにか反応しないといけないのと、ほっといてもらう方がゆっくり見れそうだし、わたしはこのスタイルいいと思いましたよ。


----------
「マシュマロ」は、回答・返信なしのお気軽ツールです。
「マシュマロってなに?」という方→解説はこちら