はまだ第1展示室です。
これはヤバい、時間が足りない。でも楽しい。
松永はきもの資料館
金カム金カム!!
松永はきもの資料館
アイヌの履き物、鮭の皮でできています。

ゴールデンカムイの13巻に登場していて、
「大人の一足を作るのに鮭四匹の皮が必要だ」
「秋に作って大切に履いてもひと冬しかもたない」
「油断すると犬が食べてしまう」
とアシリパさんが説明しています。
そんなに弱いのか! よく展示用に残っていたもんです。

松永はきもの資料館
素材感が伝わるように画像加工しています。
松永はきもの資料館
タビグツ。
鍛冶屋の主人が得意先回りに履いたとありますが、たぶん鍛冶場でも履いたんでしょうね。
皮沓とあるとおり、現代の靴に近い。
松永はきもの資料館
横綱の足袋、まるで団扇みたいに扇げそう。
どうだ、これが本当のあしの形ですよ。
松永はきもの資料館
松永はきもの資料館
忍びの草履、ほんとに履いていたのかな。
松永はきもの資料館
松永はきもの資料館
栄光のシューズコーナー。あえて選手名を伏せてUP。誰のシューズか分かりますか?

ここまでが第1展示室です。
がんばって早歩きして、30分。
第2展示室も引き続きはきものコーナーです。が、手短に。
松永はきもの資料館
松永はきもの資料館
草鞋(わらじ)が登場。
松永はきもの資料館
草鞋は地方によっていろいろな素材で作られていて、これはトウモロコシの皮。
松永はきもの資料館
稲藁で作られた足半。わたしどんだけ足半好きなの。
松永はきもの資料館
1970~1900年代の靴が展示されています。
こういう靴、足入れしたらどんな感覚だろう。
玩具展示室は人形がびっしりあってぎゃー! 怖いー! となったので、写真はなし。
松永はきもの資料館
展示室外の廊下にも玩具がびっしりで、その中にあったかわいい下駄。

第8展示室企画展「粋な履き物の美」
松永はきもの資料館
松永はきもの資料館
松永はきもの資料館
中抜き表草履なんですが、ビロードで表をくるんで真ん中に切り目を入れています。
これがなんで粋なの?
脱いだときにしか見えないから??
それともぶっとい鼻緒が粋という意味か?
あしうら真ん中に切れ目があるのって、履いてて違和感ないのかな。
松永はきもの資料館
荒川静香さんのスケートシューズと、森下洋子さんのトウシューズ。
森下さんは広島出身だったんですね、友達が教えてくれなければ知らなかったです。
館内には広島カープ選手のシューズももちろんあります。

福山市に移動してもう一館予定しているため、玩具展示はほぼすっ飛ばすことになったのですが、じっくり見たかったです。 まさか、こんなにボリュームがあると思わなかったんですよ!
はきものコーナーもゆっくり見た方だけれど、帰宅して「日本はきもの博物館」を読み出すとさらに日本の履き物のすごさに感銘を受けて、また見に行きたいと思いました。
「日本はきもの博物館」、履き物だけでなく玩具もうまいこと掲載されていて、この館だからこそ構成できた写真がすごいんです。いま時分ではまず見かけない構成。
松永はきもの資料館
「日本はきもの博物館」については別項目でまとめるか、もう胸一杯すぎて書けないぐらい。
わたしが読んできた日本のあしくつ本の中で、一番知的好奇心を刺激されました。
洋物だと、フェラガモの自伝。


お腹いっぱいであっぷあっぷになりながら後ろ髪引かれつつ、次は福山に行きます。

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