パーソナルカラーよりも遥かに誤診が多いと感じるのは、骨格診断。
協会によって基準が違うのに名称が同じという紛らわしさに加え、それアナリストの主観で決めてないか? という診断基準の匂いが強い。
パーソナルカラーはいちおうドレープというツールがあるけれど、骨格診断は団体によってこの手のツールがあったりなかったり。
それと、「ミックスはありません」という主張もある。
つまり下半身ストレート、上半身ウェーブはない。
その根拠はどこから来るのだろう。
ずっと疑問に思っていてアナリストに聞いてみたいのは、不良姿勢による骨格・肉付は診断に影響しているのか、です。
GRIPDROP(グリップドロップ)ネタでも使ったこちらのサイト、
■女性の“がに股”治し方はコレ!原因からアプローチする改善法10
https:/
■運動連鎖による評価・治療›運動連鎖による理学療法 、これさえ読めばイメージ出来るよ!
https:/
骨盤の傾度によって、太股の外側や前がぐっと張り出します。
お尻も下がる。
お尻の位置が低いのはウェーブの特徴、太股の張りはストレートの特徴とされています。
肩幅も、肩が巻いていると狭くてなで肩になり、ちゃんと鎖骨が開いていたら肩幅のシルエットは変わります。
本当によく描けています。
肩が巻くと胸が下がりお尻も下がっている。
ウェーブの人が骨盤傾度によって太股だけむちーんとなることって、あると思うんですよ。
この場合、アナリストによったら「上半身ウェーブで下半身ストレート」って診断しちゃうんじゃないかと。
パーツパーツの特徴にいくつ当てはまるかという診断方法では不良姿勢だらけの現在、「どれにも該当する」人の方が多くならない?
各タイプの特徴が生まれつきなのか、それとも不良姿勢によるものかまでアナリストには分かるんだろうか。
各協会の実習内容をちらっと見ましたが、解剖学までやってないでしょ。
パーツパーツの特徴に頼るよりも、重心で見る方が誤診は少ないのではと考えたのは(このときです)
姿勢のことが頭にあったからでした。
ところが重心で見るのって難しい。
だから誌面等には、パーツで判断する診断方式しか載せられないのかも。
骨格診断でばしっとハマらない人はパーソナルデザイン(PD)診断に行かれるケースが多いけれど、こちらはさらに輪を掛けて診断基準が不明。
服を着ないとわからないというオチが多く(つまり同行ショッピングまでやらないといけない)、だったら自分で試着しまくる方がはやくない?
診断のためではなく、自分のための試着。
結局アテになるのは近しい人間の目ってことかーい。
攻めたタイトル。
紹介に「日本人はサマーが多い(65%)」とあります。