GRIPDROP(グリップドロップ)のいいところ、ゴムの鼻緒です。
GRIPDROP(グリップドロップ)
ゴムの鼻緒なんてビヨビヨ伸びちゃわないかなと不思議でしたが、足入れしてみて、あー!
もし伸びちゃっても靴ひもや真田紐にしないかもと思うぐらい、快適です。
足半らしさから思い切った方向転換をした人、すごい。

このゴム鼻緒こそが、ご機嫌で履ける要素です。
歩行時のグリップ、椅子に座っている時のほどよい密着度。
ゴム鼻緒じゃないとできないわ。
とくに歩行時です。ぐっと握り込むとき、ゴムでないと指の股に食い込みそう。

GRIPDROPは広島の東急ハンズでも取り扱いがあるようで、
https://www.facebook.com/GRIPDROP/posts/752737671603022
店頭で実物を触れるといいですね。 

座っていても変化がある

足裏(立位)だけでなく、椅子に座っていても変化があります。
座面に当たる骨盤が、点。
腰痛体験から腰を反らせるのが恐怖で、椅子に座るときいわゆる【腰猫背】骨盤後傾になります。

電車であしを投げ出して“肩胛骨”でもたれている男性をたくさん見かけますが、あれが骨盤後傾。
骨盤を立たせることができず、ごろっと“面”でシートに乗っている状態です。
「仙骨座り」で検索してください。
suwaru_shisei_man_bad
まさにバッチリの素材、さすがいらすとや

それが足半を履いていると、骨盤が「くっ」と立ち上がるので、シートに点で当たり“立つ”ようになります。
ロルフィングを受けた後にも同じことを体験しています。

下半身の変化

一番変調があるのは、膝です。
http://nuinui358.dreamlog.jp/archives/40803460.html
過去ログの2010年写真がとてもわかりやすいですが、膝が「逆くの字」の反張膝(はんちょうしつ)でした。
下半身比較
あまり過去の姿勢を振り返るのはよくないので、正面のみ比較します。
2010年と2014年はジーンズの履き比べが目的で撮ったから、つま先が開いています。
2018年はつま先を閉じてO脚度をチェック、太股の隙間はなくなりました。太ったんじゃないです。

(※ジーンズ比較のために2010年の写真を撮ったため、厳密に同じポーズ、カメラ角度で撮影できていません。撮影場所は同じ)

2018年写真、くるぶしと太股はくっつきますが、膝とその下にすきまができています。
真っ黒けで分かりづらいですが、膝関節が内側向いているからです。
まっすぐ前向いてるつま先と、方向が違う。

【膝が内側向いていると】
・膝下をぐるんぐるん回転させながら歩行するため、膝が反対あしの膝に当たる
・靴のかかとで反対あしの内くるぶしを蹴っ飛ばす(めっちゃ痛い)
・一見内股に見える→太股から膝にむかって足が内側に向くから

長年、座っているときは骨盤後傾、立っているときも後傾かと思いきや前傾。
立っているときは背中(腰)を丸める姿勢って見苦しいから、意識して特に肩胛骨のあたりを伸ばしていたんです。

社会人になって椅子に座る時間が増えたことで、腰痛だけでなくあしの関節など下半身のトラブルも増えたんでしょう。オフィス用のキャスター椅子は腰によくない。

■女性の“がに股”治し方はコレ!原因からアプローチする改善法10
https://stretchpole-blog.com/female-bow-legs-19859

ここにある「2.女性型“がに股”になってしまう原因」の解説図がわかりやすい。
骨盤の傾度が変わることで反張膝が起きるのも、続きに載っています。

わたしは「O脚」から「XO脚」に変化しています。
整体で骨自体を動かし、靴を変えて足元を整え、膝のロックを外しました。
それからロルフィングで引っ張り合っている筋膜をリリース。

改善方法が紹介されていますが、骨盤系の体操やストレッチは20代の時から散々やったことがあります。
でも改善どころか逆にあだだだだー!!
これだー! 骨盤体操の寺門琢己
http://www.girlswave.com/

椅子に座る時間、それと一番長く履いている履き物。
そこのチェックをしなければ、骨盤傾度による姿勢の崩れはストレッチだけではなかなか改善しないだろうし、むしろストレッチだけで改善できた人すごい。リバウンドないの??

体のことって痛いポイントだけみてても、解決しません。
わたしが経験したことって、西洋医学だとリハビリ(理学療法)のジャンルに入るかと思います。

■運動連鎖による評価・治療›運動連鎖による理学療法 、これさえ読めばイメージ出来るよ!
https://physioapproach.com/blog-entry-444.html

めっちゃわかりやすい。
ここにある図は非常に大事です。
わたしたちのからだはこんな風に回旋しているんです。

というか、リハビリ(理学療法)の面でアプローチしないといけないのなら、理学療法士のやってる治療院に行く方がいいんじゃないか?
 →看板に書けません
なので、サロンとして独立している人がちらほら増えてきています。 

足半でなにが起こったか

で、足半を履いて膝と太股に変調を来した理由は、たまたま先輩と上記の画像をまじえつつ
「足半生活いいですよ~。こういう、普段の生活を何も変えずにすむものが大好き」
「そして膝周りに変調があります」
とやりとりをしていたら、
「足半では膝を反対には出来ないから、ちょうど重力が垂直方向に落ちる位置に来そうやね」
とレスが来たことです。

あーそうか! 歩行時の力の方向が変わったのか!
なんで納得したのかというと、それまでとっていた不良姿勢(でも本人はラクチンだった)が、できなくなってきたからです。
力の方向が変われば、そりゃ姿勢も変化します。

本来あるべき楽な姿勢をとろうとするけど、体の記憶が不良姿勢を取ろうとする、そんなせめぎ合いのまっただ中なのです。
膝の変調は痛みではないので、自分で判断して足半を履き続けています。
足半を履くまではこんなことがなかったので面白い変化だなと、それで膝の位置の写真を撮っておきました。

GRIPDROP(グリップドロップ) ASHINAKA 02

スポーツ用品店やランナーなど体育系で展開したのは、ある意味正しいと思います。
その人の体によって、全く違う変化が出てきそう。
足半生活、様子見ながら進行中。