5月20日(日)~21日(月)、秋田に行ってきました。
初の東北です。
関西人からはいっそ北海道に行くわとスルーされがちの東北でして、このときまでわたしの北限は日光東照宮(栃木県)。


3月に楽天トラベル「ANA楽パック(航空券+宿泊)」プランで予約しました。
国内をエア移動するのはずいぶん久しぶりで、座席の指定まですぐできちゃって感激しましたよ。しかし、落とし穴が。

●ちゃんと読み解いていたら


20日、新しくなった伊丹空港に到着すると新築の匂い! いいね~。顔がにやけます。
DEPARTUREのパネルも新しくなっていて、秋田行きを確認するとパネルがくるっと切り替わり、「プロペラ機運航」と表示。
こんなの以前はなかった気がするんですが。
そしてプロペラ機? 
離島ならともかく本州から本州の移動にもプロペラ機があるとは知らなかったです。
伊丹空港ANA
「初めてのプロペラ機だ~」と何気なく撮影したこのときに、気がつくべきでした。
翼の位置に注目。
ANA
視界がプロペラー!!
予約したときに『なんで真ん中のシートが空いているんだろう』と不思議に思いながらも、ポチッと8列目を予約したんです。
ちゃんと予約画面の機体イラストに翼があったのは、こういう意味やったんか!!
日本海
帰りの11列目でもやっぱりプロペラ部分で、日本海に沈む夕陽は遮られた。
替わりに離着陸時の車輪が見える。
気のせいか、プロペラの振動があります。
シートにもたれると振動が伝わってくるんですよ。
気分が悪くなることもないし、せいぜい1時間半程度のフライトなのでへっちゃらですが、これまでいかにジェット機に甘えていたのかと。
ANA
「翼の王国」より運行機一覧。
ANA
座席100名以下のボンバルディア機だけ、翼の位置が窓の上にあります。
富士山
でもCAさん達はみなさんフレンドリーで、行きしなに「こちらの窓から富士山の頭だけちょっと見えます!」と移動させてくれたり、航路の説明を機長がしてくれたりと、楽しかった。
特にCAさんの笑顔の素晴らしいことよ。思わずこっちも笑みが出るというものです。
なのによお~サラリーマンのオッサン達の無愛想なこと。
君たちには感情がないのか。どこの御大尽だ。
日本アルプス?
甲信越の山かな? 雪が残っている。
本州航路は低空だし楽しいね~すぐ着いちゃってちょっと寂しい。

プロペラ機の良いところは、とにかく機敏なところですね。
改札通った、シートに座った、はい離陸!!
えー! まだ「翼の王国」全然読めてないよ!!
めちゃくちゃ高速です。
特に伊丹秋田便は100名以下の乗員だから余計にちゃっちゃかしている。
ジャンボしか知らなかったわたしには、ジェットコースター的で笑けました。

●快晴の秋田


秋田空港から市内へはリムジンバスで一気に移動します。
http://www.akita-chuoukotsu.co.jp/rimzin.html
空港への到着が5分遅れて、バスの時間まで10分ないよ! やだー一本遅れちゃうかもと焦っていたら、飛行機の発着に合わせてバスが運行しているため、遅れても待っててくれるそうです。親切。
道中、藤がたくさん咲いていたよ。大阪と季節が一ヶ月ズレてるって感じですね。
JR秋田駅
秋田は前日、前々日が大雨で台風のような荒天だったのですが、20日21日は快晴も快晴、五月晴れでした。
さすが晴れ女。
なお秋田のタクシーは白い。
初めて見たとき「自家用車が来た!」と、タクシーに見えなかった。
大阪のタクシーは真っ黒なので、関東から来た人は「ハイヤーばっかり!」って言いますね。
真っ黒なのは大阪人の合理的精神です。なんで東京はあんなカラフルなのか。

お迎えに来てくれた村井さんと再会です。
村井さんとは2015年、大阪で会っているんですよ。(過去ログこちら
今回の秋田行きの目的は、村井さんが開設した「秋田泉巻爪矯正・フットケアセンター」です。

つづくよ