化繊、そしてカーボンのような新しい素材は、ランニングシューズの見た目も変えました。
(なんとなく前回から続いています)
ナイキその他が現在こぞって発売しているニットスポーツスニーカーがその筆頭です。
ニューバランス MRL247
NBはほんとにこれでええんかい
アッパーのパーツが全然ない、靴下にソールをくっつけただけのスニーカー。
これまでのスニーカーと比べて圧倒的コストダウン、そして作業工賃も製作期間も短縮。おまけに軽量化。
どう考えても原価めっちゃ安くなっています。なのに価格は2万越えって。
1万円台でも高いと感じますよ。
はっきり言って適正価格は、GUのニットスポーツスニーカー程度でしょう。
http://www.uniqlo.com/jp/gu/item/291822-18
と、価格を確認しに行ったらセールで990円になってた(笑)
ごめん。いくら何でもこれは安すぎ、定価は1990円。
レディース、カラバリ4色
メンズ
安いかわりにだいぶダサいけど、GUには謎のポテンシャルがある。
2万円分、デザインがいいとかなにか付加価値があるなら別だけど、わたしはNIKEのデザインも会社自体も好きじゃないんでね。
www.nhk.or.jp/bs-blog/400/295549.html
4月29日(日)に放映された本放送を観ました。
ナイキ創始者と日本の商社、それとオニツカ(現アシックス)の話は知らないことが多くとてもおもしろかったけど、当時といまは別やからな。
再放送はBS1にて
2018年5月13日(日) 午後1時00分(50分)
ミズノもアシックスも悪くはないんだけど、ガイアの夜明けでナイキ本社の環境をみたとき、ああ〜これはデザインで勝てないと打ちのめされました。
自然環境に恵まれ、仕事するのが楽しそうな場所でしたよ。
デザインと美術の違いは、
http://blog.btrax.com/jp/2017/03/12/design-vs-art/
デザインは誰かのため、問題解決のためにされる。
ただし、商業が絡むので用途一辺倒では手に取ってもらえない。
現在はまだ数式化できない“美”も求められる。
“美”については、コンクリートの味気ないビルに籠もっているだけだと生まれてきません。
(近い未来AIが美の領域に至るかも知れないけど)
よく働き、よく休み、そしてよく遊ぶ。
一番いいのは自然の変化を感じられる環境。
ナイキ本社のあのスケールをみると、そら日本メーカーの「いいもの作ります」姿勢が通じないのがよく分かる。
でもわたしがナイキを好きじゃないのは、子ども靴のせいです。
「そんなのない」
と返答します。
用途と足で合う靴なんて変わるし、じゃあここのがいいよと言ってもデザインが好みじゃなかったら履けないでしょ。
でも「どこのが“おすすめじゃない”ですか?」は別。
いままで誰にも聞かれたことありませんが。
子ども靴を見るとそのメーカーがなにを大事にしているのかが、よく分かるんです。
子ども靴を作っていなくても、直営店を見るとわかりますよ。
現在のスポーツブランドの直営店は、品揃えではなくブランドをビジュアルでどう見せるかにこだわっています。
心斎橋にアンダーアーマーの直営店があり、ちらっと覗いたとき
『ここはアパレルショップだ』
と感じました。
(アンダーアーマー)UNDER ARMOUR UA Veritcal Logo SS T
ブランド名を知らなくても、ロゴには見覚えあるはず
なのにスポーツシューズを作っていて驚いたし、ヤバくないかと。
案の定今年になって、
■「靴底がはがれ始めた」大学生アスリートたちがアンダーアーマーを見捨て始めた?
https://www.businessinsider.jp/post-162901
わたしの直感は正しかった。やっぱりアパレルブランドじゃんか。
アンダーアーマーと日本の大学も複数がすでに同様のスポンサー契約していますが、大丈夫なんですかね。
アメリカはつくづくビジネスがうまい。
スピードの速いスポーツシューズ界に対して、革靴はいい話が全然ないなあ。
(なんとなく前回から続いています)
ナイキその他が現在こぞって発売しているニットスポーツスニーカーがその筆頭です。
ニューバランス MRL247
NBはほんとにこれでええんかい
アッパーのパーツが全然ない、靴下にソールをくっつけただけのスニーカー。
これまでのスニーカーと比べて圧倒的コストダウン、そして作業工賃も製作期間も短縮。おまけに軽量化。
どう考えても原価めっちゃ安くなっています。なのに価格は2万越えって。
1万円台でも高いと感じますよ。
はっきり言って適正価格は、GUのニットスポーツスニーカー程度でしょう。
http://
と、価格を確認しに行ったらセールで990円になってた(笑)
ごめん。いくら何でもこれは安すぎ、定価は1990円。
レディース、カラバリ4色
メンズ
安いかわりにだいぶダサいけど、GUには謎のポテンシャルがある。
2万円分、デザインがいいとかなにか付加価値があるなら別だけど、わたしはNIKEのデザインも会社自体も好きじゃないんでね。
●資本主義の悲しさ
BS1スペシャル「ナイキを育てた男たち 〜"SHOE DOG"とニッポン〜」
http://4月29日(日)に放映された本放送を観ました。
ナイキ創始者と日本の商社、それとオニツカ(現アシックス)の話は知らないことが多くとてもおもしろかったけど、当時といまは別やからな。
再放送はBS1にて
2018年5月13日(日) 午後1時00分(50分)
ミズノもアシックスも悪くはないんだけど、ガイアの夜明けでナイキ本社の環境をみたとき、ああ〜これはデザインで勝てないと打ちのめされました。
自然環境に恵まれ、仕事するのが楽しそうな場所でしたよ。
デザインと美術の違いは、
http://
「アートは自己表現、デザインは問題解決」
ただし、商業が絡むので用途一辺倒では手に取ってもらえない。
現在はまだ数式化できない“美”も求められる。
“美”については、コンクリートの味気ないビルに籠もっているだけだと生まれてきません。
(近い未来AIが美の領域に至るかも知れないけど)
汚い工場から美しい靴が作られないのと同じ。
一番いいのは自然の変化を感じられる環境。
ナイキ本社のあのスケールをみると、そら日本メーカーの「いいもの作ります」姿勢が通じないのがよく分かる。
でもわたしがナイキを好きじゃないのは、子ども靴のせいです。
●犠牲になるのは誰
「どこの靴がおすすめですか?」
と聞かれたら、
「そんなのない」
と返答します。
用途と足で合う靴なんて変わるし、じゃあここのがいいよと言ってもデザインが好みじゃなかったら履けないでしょ。
でも「どこのが“おすすめじゃない”ですか?」は別。
いままで誰にも聞かれたことありませんが。
子ども靴を見るとそのメーカーがなにを大事にしているのかが、よく分かるんです。
子ども靴を作っていなくても、直営店を見るとわかりますよ。
現在のスポーツブランドの直営店は、品揃えではなくブランドをビジュアルでどう見せるかにこだわっています。
心斎橋にアンダーアーマーの直営店があり、ちらっと覗いたとき
『ここはアパレルショップだ』
と感じました。
(アンダーアーマー)UNDER ARMOUR UA Veritcal Logo SS T
ブランド名を知らなくても、ロゴには見覚えあるはず
なのにスポーツシューズを作っていて驚いたし、ヤバくないかと。
案の定今年になって、
■「靴底がはがれ始めた」大学生アスリートたちがアンダーアーマーを見捨て始めた?
https:/
わたしの直感は正しかった。やっぱりアパレルブランドじゃんか。
アンダーアーマーと日本の大学も複数がすでに同様のスポンサー契約していますが、大丈夫なんですかね。
アメリカはつくづくビジネスがうまい。
スピードの速いスポーツシューズ界に対して、革靴はいい話が全然ないなあ。