イキ ズーム ヴェイパーフライ4% をまともに認識したのは、昨年11月に放映された

■ガイアの夜明け "陸の王者"を目指せ!
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber4/preview_20171128.html

のマラソンシューズ特集においてです。
アメリカのナイキ本社に初めてカメラが入り、開発担当者が森の中でヴェイパーフライ4%のテクノロジーを説明したとき、『それ、装具っぽくないか?』と感じたんです。
ドクター中松のびょんびょんシューズみたいな。
http://www.dr-nakamats-shop.co.jp/dr/fryshoes1.htm
オフィシャルサイトで購入可能。

https://www.nike.com/jp/ja_jp/c/running/vaporfly
使われた解説図は、ここに同じようなものがあるのでお借りしました。
NIKE
シャンクじゃなく、フルレングスのカーボンプレートが前足部の曲がりにかかる力をバネのようにする。
足元にブーストかかって、上半身置いてけぼりになるのをイメージしました。
Joyaのローリングスニーカーを履いたときに、これを感じています。
足だけがさっさと先に行くような。

Joyaレディース ブラック

珍しくAmazonに発見

分散していた力を集中させてバネにするんだから確かにタイムは良くなりそうですが、フォームとか崩れそう。
番組では東洋大学の陸上チームに履かせて使用感を聞いたところ、上半身について触れていた人がいたはず。番組データ消しちゃって未確認。

ランニングしないしオリンピックにも興味ないので忘れていたら、3月にヴェイパーフライ4%の記事が新聞に載り、先輩とこのシューズどう思います? とやりとりしていたんです。
そしたら後日「この前ゆってたあのシューズについて、面白いの読んだよ」とトスされてきたのが、

マラソン日本記録更新にまつわる違和感

引用の引用ですみませんが
「実際に走ってみると脚に疲労感がなく、驚きを隠せなかったという。
「今はあのシューズがないと走れない。ダメージもないので、結果に結びついている」」

設楽悠太のこの発言、気持ち悪くないですか。
あしたのジョーで「このグローブでないと勝てないんだよお」ってジョーが言ったら、めちゃくちゃ違和感あるでしょう。
別にジョーに思い入れがあるわけじゃなく、たまたまメガロボクスを見ていて思っただけ。
http://megalobox.com/

メガロボクス Blu-ray BOX 1 (特装限定版)



ガイアの夜明け内では、非公式のレースでヴェイパーフライ4%が記録をぐっと更新したところまで放映し、一般ランナーに大人気でっせという売り場の光景に繋げていました。

記録更新を見てすぐに思い出したのが、2008年北京オリンピック水泳にてザクザク記録更新したレーザー・レーサー(Wiki)です。
えっ10年前!?

2010年からは使用禁止になるけれど、塗り替えられた記録は訂正されません。
今後、ヴェイパーフライ4%から派生したナイキシューズでオリンピック記録を塗り替えるときが来ると思いました。でも、ナイキのシューズは使用禁止にならないでしょうね。
スポンサードで大金ばらまいているから。

シューズと装具の話が出たので、そのどっちにも関連するミズノのことを書きます。
ミズノは大阪のスポーツメーカーで、南港にある「M」の字が目印の本社ビルが有名。
最近はスポーツ用義足の開発も手がけています。

■MIZUNO パラリンピックは通過点 超高齢化社会を見据える義足技術
https://spaia.jp/interview/15
このインタビューにもあるとおり、スポーツ用義足だけでなく高齢者社会にも活かすことができる。
技術はタイムを競うことよりも、補う用途で使われて欲しい。
スポーツってそういうもんじゃないのかなあと、運動しないわたしは思ったのです。

続きにスポーツブランドを観察していて見えたことをUPします。