4月の第3週、NHK総合のごごナマにおいて、なぜか2回も骨格診断が取り上げられました。

18日(水)版は知らなかったけれど、20日(金)はオンエアでたまたま観ていました。
コーディネーターは小島葉子さん。以前からブログは読んでいます。
https://ameblo.jp/myownstyle-by-yoko

http://www.nhk.or.jp/osaka/gogonama/
ごごナマ金曜日は大阪放送局担当なので、水曜放送内容とかぶるとか気にしなかったのかな。
「骨格で知る 大人女子のオシャレ術」
藤井君は、骨格診断のロジックの理解がすごくはやくて感心しました。
彼が賢いのか、予習したのか??
濱田マリってこの番組以外で知らないんだけど苦手です。藤井君だけならええのに。

生放送のせいか進行しているスタッフの手が映りまくったり、小島さんの説明に変な間があったりと、全体的にのんびり進行。
骨格診断と合わない組み合わせの服を、濱田さんがスタイリングし直すコーナーは面白かったです。
読者からの質問に対し理論で終わる回答をした小島さんに、「具体的に」と容赦なく訂正入れた小野塚アナもよかった。

小島さんは「骨格バランス®診断」を提唱されているだけあり、徹頭徹尾ポイントを“重心と質感”に絞っていました。
体の厚みについて触れていなかった。

サイドアングルのイラストではお尻の位置に触れていたけれど、上半身の厚みに触れていなかったです。
おそらく小島さんがサロンで分析していて、厚みを診断基準に入れることのデメリットがあったんじゃないかと。


番組ディレクターが取り上げるきっかけになった、小島さんの書籍

気になったのは、小島さんは日本人に一番多いのはウェーブで、憧れの的はナチュラルだと言ってたところ。
まさか小島さんのサロンに来るお客さんにウェーブが多いっていう意味じゃないと思うけど、これ団体によって違うんです。
『一番多いのはストレート派』と『ウェーブ派』に別れます。
ナチュラルがトップをとることはなく、いずれの団体においても少数という扱いは同じなのに、多数がなんで別れるのか。
団体によって診断基準が違うから、こんなことになるんでしょう。

過去に違う団体の骨格診断系を三つ受けて、結果がばっつり別れています。
手首の厚みや上半身の厚みを重視するところは、どうもぶれる気がするんですよ。
誤診というより、そもそも解釈が違うんじゃないかと。
だからA協会のストレートとB協会のストレートがイコールにならない。
ネットで安易に“ストレート向けの服”に食いつくのが危ないのは、こういうことです。

なんでこんなことを書いたのかというと、骨格タイプでブラジャーブランドを区分したネタが散見するようになったからです。
上半身の厚みで、ストレートは○○が合うという感じですね。
いやいやお待ちなさい。
エッセオンラインに連載中の龍さんのコラムです。

■CがFカップに!ブラジャーの悩みが「目ジャー」と試着で消えた!
https://esse-online.jp/107551?display=b
「40年間フィッティングのお仕事をしてきた龍さんの実感では、日本人の女性の体形は大きく3つのタイプに分けられます。

(1)幅が狭くて厚みのある体
(2)幅が広くて薄い体
(3)(1)と(2)の混合タイプ

「このうちのどのタイプかを見きわめてから、それぞれの体に合ったブラジャーをおすすめしています。残念ながらメジャーで測った数値はほとんどあてにはなりません。『幅が狭くて厚みのある体』と『幅が広くて薄い体』なら同じ胸囲になることがあり得ます。そして体形が違えば、『肩ひものずれ』や『食い込み』など、悩みが現れるところも異なるのです」」
わたしが該当するのは、

(1)幅が狭くて厚みのある体

厚さは身長170cmに対しては薄いけれど、標準程度あるからです。手足のサイズもそう。
幅が細いせいで、既存ブラが合わない。
骨格診断でブラを区分するには、必要な情報が全然違います。

 パーソナルカラー診断 <<<<< 骨格診断・パーソナルデザイン診断

各診断は右に行くほど、アナリストの主観よりになると感じます。
団体によって基準も違うんだから、よりフィット感重視のブラなんて区分できるはずがない。
分類したい気持ちは分かりますが、相手はあくまで工業製品です。

脱線したけれど、「骨格で知る 大人女子のオシャレ術」
http://www4.nhk.or.jp/kiwamebito/x/2018-05-12/21/10340/1785139/
5/12(土)NHK総合 午前9時30分~ 午前9時55分
関西だけの再放送ならごめんね。→関東でも放映されるとタレコミいただきました(^-^)

※5/12追記:再放送は編集版なので、ここに書いた感想が全部放映されていません