NHKの「あの日あのときあの番組」内にて、2/4(日)五つ子が小学生になるまでの6年間の番組が放映されていました。
あの日 あのとき あの番組「いのちの輝き!五つ子 成長の記録」
詳しくはこの方のブログが参考になる。
■長期取材―五つ子のドキュメンタリー
http://mizumakura.exblog.jp/3833780/
リスト最後の「NHK特集「1年生になりました~五つ子6年間の記録」(1982年4月9日放送)」これですね。

昭和51年に生まれた五つ子さんについて、全然知らなかったんです。
だから民放でよくやってる大家族ものかな、あの手の番組苦手だわとスルーしかけたのですが、司会の森田美由紀さんに、あ!! となり視聴しました。

超未熟児で生まれた五つ子達、日本はもちろん世界でも例が少ないので追跡研究班が構成されます。
知能や肉体的成長を三ヶ月ごとにテストしているんですよ。

とても驚いたのが、幼稚園時代。
肉体的には同学年のお子さんと比べて、明らかに一回りからだが小さいです。
手足は棒のようだし、特に太股の太さはむっちりした園児と比べて鶏ガラのように見えてしまう。
だから入園一年目の運動会では、かけっこがドンジリです。
原因は骨の成長が遅くて、手の手根骨が一個少ない。足の骨には触れていなかったけれど、おそらく足の骨も発達が未熟なんだと思う。
 
でも最後の運動会ではドンジリじゃなくなっていました。
相変わらず体は細いけれど、まず知能は同学年の子より優れている点もあったし、身体能力も同じく劣るどころか優れていたんです。
体の大きさは小さいままなのに、能力でそれを補っているのだろうか。
それと6年間、5人とも虫歯一本もなしなのです。
三食のあとお母さんがケアしているのが映ったんですが、スプーンの柄と歯ブラシを使っていました。

番組構成がすごくよくて、今の時代だと考えられない作りです。
上記ブログを読み、なるほどと思いました。
当時より機材が良くなり、人間の目では不可能なものを見ることが出来るようになったけれど、 いまのコンテンツって絵面の驚きであり物語の深みではない。
思わず見入ってしまい、出かける予定がずるずる伸びた日でした。
民放の大家族ものがもしこれを真似て作られたのだとしたら、情けないです。
ゲストの優木まおみはいらんかったな。

https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010609_00000
オンデマンドで閲覧可能。