の秋からシーズン2が始まるとツイッターで予告を見かけ、まとめ放送を見たところおもしろかったからずっと録画しています。
ねほりんぱほりん
Eテレ毎週水曜 午後11時
http://www4.nhk.or.jp/nehorin/

番組のスクショを交えたまとめと、そしてゲストのその後が番組ブログにアップされている親切設計。
8日に放映されたネトゲ廃人回は、意外といいこというなーという保存回でした。
http://www.nhk.or.jp/nehorin-blog/100/283657.html#more
【山里】でも結局さ、ゲームもさ、ゲームの中のレベルは上がってるけど、実生活で自分は今、何も手にしてないって思ったりしない?
一日のうち睡眠時間3時間以外は全てゲームに費やしているタイチさんに対して、山崎さんが言った言葉、おそらく多くの方が同じことを思うはずです。
ここからの下り、是非読んで下さい。

ネトゲ廃人タイチさんの返し、きっとこれまでに何人もの人から同じことを言われてきたんでしょうね。
まずは親。
ゲームなんかで食っていけるのかと、まあ言うでしょう。
食っていくための仕組みを作り、成し遂げていました。

ネトゲの世界は費やした時間、投じた金額がイコール成績に繋がるので、現実世界での努力よりよほど達成感があるというの、わかります。
すぐに結果が出るしね。

「これまでゲームに費やした時間を時給800円で計算したら一軒家が建つ」という男友達は、子供の時にドラクエで初めて達成感っていうのもがわかったと言っていたんですよ。
学校の習字の授業で自分ではよく書けたと思っている作品を教師にダメ出しされたとか、学校で達成感を得ることが出来なかった分、ゲームが楽しくなるのは自明です。

ツイッターで見かけたのは、ゲームやマンガというコンテンツのおかげで、「すごく辛いことがあり、とにかく一日を生き延びるためにゲームがあって助かった。あれがなければ一日を過ごすことが出来なかった」という言葉です。
辛い体験を一時的に薄めるための“忘れさせてくれる”コンテンツとして、ゲームやマンガはもっと評価されてもいいと。

わたしのやってる楽しみも、とにかく自分の好奇心を満たしたいという情動だもんなあ。
費やした時間に対してあとになにが残ったのかを考えたら、そりゃネトゲ廃人の方がよほど形になっているわ(笑)

でもタイチさんは、久しぶりに人と対話してなんだか涙が出そうですと最後に言ってました。
そりゃそうだ、人は一人で生きていけない。
偽装キラキラ女子が番組に出て承認欲求が昇華されたように、人は人でしか変えられない。

偽装キラキラ女子の放送まとめ(こちら
その後がつい先日UPされました(こちら
よかったわね……
TV番組にもいい面があると教えてくれてありがとう。

座りっぱなしのゲーム生活は、肉体が先に悲鳴を上げます。
死ぬまでやるには肉体の維持にも時間を割かないといけないので、どこかで生活を変える必要があるから、結局ずっと同じとはいかないんですよ。だったら気が済むまでやればいいんじゃないかな、死なない限り。自分で終わりをつけることができるまで。

ネトゲ廃人回の再放送は 11月19日(日) 午前1時15分