子さんのかきかた教材だと、添削時の「たいへんよくできました」には花まるをあげます。

ちゃんと段階があり、一重まる→五重まるが「できました→よくできました」
更に花まるだと「たいへんよくできました」の意味です。

最初は五重まるも意識していたのですが、どうもお子さんはまるの数よりも大小が判断基準になっているようで、とてもよく書けた一文字に花まるより、教材いっぱいの大きな三重まるの方が嬉しそう。
一文字よりたくさんの文字に対する賞賛だからかな。
結局一文字に五重まるを書くのはなかなか窮屈だし書き文字が潰れちゃうので、現在は三重まる+花まるが「たいへんよくできました」クラスになっています。
花丸

丸つけには先生の個性が出ます。
この素材(↑)みたいな花まるは書けないなあ!

字に被らないように小さく丸を重ねる先生、でっかく丸つけする先生(わたしだ。ただしかきかた教材のみ)、お子さんに都度、大きくするか小さくするか確認する先生などいろいろ。

花まるゲットのためにネネちゃんとカナちゃんはかなり必死で、あーこの一文字だけ惜しかったなあと三重まるにしようとしたら、
「この一文字、いまから書き直したら花まるになる!?」
と赤鉛筆の添削まで全部消して書き直す。
書けていたら花まるにしますが、一発勝負じゃないところはズルくないのか(笑)

二人が教材を書いているときに宿題の添削をしていると、
「花まるの音がする」
とカナちゃんに言われました。
「しゃーしゃーしゃー、しゃっしゃっしゃって」

しゃーしゃーしゃー→大きな三重まるを書いているときの音
しゃっしゃっしゃっ→花びらをもくもく書いているときの音

「花まるのときはノリノリの音がしてる!」
いっつもおしゃべりなのに珍しく静かに書いてんなと思ったら、耳澄ませてもいたのか、あはは。 

この花まる文化は日本独特みたいですね。
タブレットにもメリットはありますが、もっと五感を使ったほうが学習効果があると思います。

ところで先生はこれが欲しいです!(10月下旬発売予定)