気温が上がると思い出す、レーヨンの苦い思い出を。
前回UPした書籍「ファストファッション: クローゼットの中の憂鬱」にレーヨンのことが出てきたので、素材ネタです。
2012年にバナリパで夏物ワンピースとカットソーを購入しました。
ワンピース / レーヨン(モダール)92% ポリウレタン8%
水洗い× ドライのみのマーク →クリーニング行き
カットソー / ポリエステル56% レーヨン46%
洗濯機弱30°以下 ドライ○ →家洗い可
なので、カットソーをエマールで手洗いしました。
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まだハイベックを買う前です。
ギョッとしたのは、エマール液に浸けたとき既に表面が毛羽立ち様子が一変したこと。
そして脱水を10秒ほどしたのですが、表面に細かい毛玉的な毛羽立ちができていました。
洗濯機から出してみて、表面が白っぽくなっていたとき目が点。
おかしい、なにこれ!?
洗濯する前に念のため検索していた候補が残っていて、クリックしていなかったところをぼちっとしたら、まさに同じ現象について書かれていたのです。
そのサイトもう無いけれど書かれていたことは、洗濯機○のマークはまるっきり偽りありなんですって…
今後の参考にこちらを貼ります。
服を買うときは、洗濯できるかどうかを確認しています。
バナリパでももちろん店員さんに確認してマークを信じていたのですが、たった一度でケバケバの見窄らしい有様になり、これは一言言わないと気が済まなくてお店に行きました。
洗濯表示は家庭で洗えるって書いているから買ったのに、手洗いしてこの有様です。
家庭で洗えないなら買わなかった。
そう言ったところ、いかにも下っ端の店員さんは、
「洗濯されたものは、あいにく返品交換できないんですが…」
わかっとるわ!!
ただ、この洗濯マークは間違ってるし、このマークじゃなければ買わなかった。
そのことを、申し上げたいのです。
同じもの交換してもらっても、洗濯できないのなら意味はない。
後日洗濯のプロにこの一件を語ったところ、洗濯表示がそれで水に浸けて毛羽立つというのは、アパレル側(作る側)に問題があったと考えられるよと。
ただレーヨンはもともと洗濯に難しい素材なので、洗濯をまめにする春夏衣料の場合要注意です。
わたしはこの一件から、バナリパは綿素材以外手を出さないと決めています。
ファストファッションの本を読んで、今後素材が改善されるとはとても思えなかったので、いまごろですがネタにしました。
アメリカアパレルは、ほんと素材がひどい。
特にバナリパはファストファッションほど安いわけでもないから、価格と品質が釣り合わない点でも×。すぐにセールするし、所詮GAPです。ではユニクロはどうなのか。
エアリーブラウスはレーヨンが50%以上入っています。シワになりにくいイージーケアがウリ。
2015年のアイテムですが洗濯してシワ検証したブログがあります。
■ユニクロレーヨンエアリーブラウスを洗濯検証!シワになりにくいの?アイロン不要の白シャツを求めて。
毛羽立ちなんかないし、ネタバレしますが洗濯一日目でシワが残っていても、二日目はシワがもっと薄くなって“シワになりにくい”という結果です。これ複数ブログで検証されていたのがおもしろい。
2015年でこれなら、2017年は改悪していることはなかろう。
そういった積み重ねがあるので、禁断のレーヨンにユニクロならばと手を出しました。
むしろこれが普通で、一回の洗濯でダメになるバナリパがどうかしてるんですよ。
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ハイベックは香りがない点も好き。
問題のバナリパ ケバケバカットソーは処分しましたが、ワンピースはハイベックで洗濯しています。
しかしいまだに洗濯のたび色が抜ける恐ろしい生地…