の出し方にずっと興味があって気になる本をいくつかAmazonに登録しています。
書写教室でしゃべっていて喉が痛くなるから、どうにかならないかと思って。


この本を知ったきっかけが思い出せませんが、図書館に蔵書があったので借りてみました。
著者の魚住りえ、アナウンサーだそうですが民放を観ないわたしが女子アナの個体認識なんてしているわけがなく…

掲載されているトレーニング方法は実践的です。しかもご本人もされているので、具体的に生活時間のどういうところでやるとやりやすいかなど、アドバイスが的確だからすぐにやってみたくなります。
なにより、話すことのメリットを単純に気分だけでなく脳科学や人体生理に基づいてたくさん書かれているのがとてもポジティブな気持ちになれてよかったです。

声は高いとどんな印象を与えるか、スピードによっても相手に抱かせる印象が変わるので、こういうシーンでは高さとスピードをこうしたらいいという生活内の演出指南もあります。
へ~と感心しながら読んでいたのですが、ふと、わたしの声って低いのか高いのかわからないなと思ったんですよ。

低くもないけれど高いというほどかな?
著作内ではジャパネットたかたで社長がプレゼンするときの声は高く、普段のしゃべりではトーンがもっと低いとあるから、コマーシャルの声くらいだと高い範疇になる。
いやーあんなに高くない。しかし低くもないよね。

母にわたしの声って高い?低い?って訊いたら
「大きい」
と返ってきて、ちがーう!! そんなのがききたいんじゃなーい!!

第6章に「会話で注意したい3つのポイント」が載っています。
1、冒頭に胃意味のない感動詞が入る
2、文節の最後や助詞で語尾を上げる
3、冒頭に「いや」「でも」といった逆説的表現をつける
1は「え~」「あの~」「えっと」「まあ」といった意味のない感動詞。
感動詞は感激したときに発する言葉ではなく、主語にも修飾語にもならず、他の文節とは独立して用いられるものだとあります。
感動詞がなくても意味は通じるので、繰り返されると聞き手には耳障りに感じられるケースが多いんだって。

わたしは「え~」「あの~」「えっと」これらは全く口にしませんが、「まあ」はヤバい、言ってるわ。
WSの時は口にしませんが、友達との会話で使ってるなあ。
書写の指導時にも言ってないかな、気をつけよう。

逆説的表現で近年耳障りなのは「逆に言うと」ってやつです。
誰が言い出したのか一時期を境にやたら耳にするようになりました。
かしこぶって言いたいようですが逆効果、ものすごく耳障りです、不要不要!!