「この売り場見てー」
カナダの友達から画像が届きました。
なに売り場に見えますか?
売り場
売り場
わたしがとくに奇っ怪に感じたのは二枚目です。

「暗い」「やる気ない」「妙に中二病」
JRの高架下にありそうな、ヤンキーのバッタもん屋みたい。

「正解はカナダで歴史ある百貨店、男性向け高級財布売り場です」
はー!?
「日本円にして一点4万円以上のお品もございます」
はー!?  どこが!?
採点
こんなバラバラの陳列、ありえないでしょ。店員いるの?
「いる。隅っこでくっちゃべってる」
採点
全体的に陳列のテーマが意味不明です。財布もアクセサリーもテキトーにぱらぱら置いたみたい。
カテゴリでいうとメンズアクセサリー?
手のデッサンモデル人形が全くなんの仕事も果たしていない。
財布と手のスケール感のためというには、意味を成していません。そもそも売り場に来る人は手のスケール感が主眼で来ないです。
わたしがCOACHの担当者なら、売り場担当者を替えてもらうな。
この売り場で売られている品物が気の毒。
商品への愛を感じられない売り場は嫌いだよ。

日本に研修に来ればいいのにと思いましたが、基本的にカナダの国民性って、「良くしよう」というのが欠けています。だからきっとこの売り場のなにがマズいのかわからない、そんな状態で研修しても意味はない。
精神が理解できないのにマニュアル渡しても、改善にはなりません。

カナダに行ったとき感じたのは、「なんでも許す」というゆったり感でした。
日本に帰ってきて、うわーこの国はなんてキリキリしてるんだろうとうんざりしたものです。
でもこれはないわ…
商売成り立っているのかしら。