阪の街中、電車の中で中韓トラベラーの足もとを見ていると、ある共通点があります。

ニューバランスを履いていない。
ナイキ、アディダス率の異様な高さ。
てっきり安いからかなと思っていたんです(失礼な)。いやだって、ニューバランスが高いというのはいまどき小学生でもいいますから。
ピュア バウンス エックス 【pure bounce X】
もういっこの共通点は、すっきりシルエットであること。
そもそものきっかけになったこの一足もそう。


あるお店で韓国の方はシュッとしたラインを好むというのをお聞きして、腑に落ちました。
安さではなく見た目のバランスなのかもしれない。

前回ニューバランスはコンパクトなぽっこりラウンドシルエットになると書いたのですが、 パーソナルカラーでいうところのスプリング的かわいらしさもあります。
それをまた緩くごばっと履くもんだから、はっきり言って日本人の足元はだらしない。
日本人だけの中ならその違和感は薄れますが、いろんな国の人が集まっている地域ではよく目立ちます。

だから電車や街中で「あれどこの靴かな?」と気になるのが中韓トラベラーなのは、足元の美意識の違いではと思いました。
日本人はこの辺の美意識がまだ低く、履き心地優位、脱ぎやすさ優位なんでしょう。
※デザインと美意識は別物です

なお、韓国人カップルの服だけでなく靴までお揃いにしているケースは別です。
あれは“お揃い”であるという他者アピールが優位で、お揃いにするために靴の美意識は二の次になってゆるゆるスタンスミスが多い。
あんだけ美へのこだわりが強いのに、なぜ靴までお揃いにするのか不思議。

母は「中国の人はおもしろいデザインのシューズを履いている」と言っていました。
たしかに、すんごい色使いのシューズをしれっと履いているのはチャイニーズが多いです。
おそらくナイキ。
そもそも人口が多い中国は、個性を打ち出さないと埋もれるからという意識が根底にあるという説も。

日本だって街中はそこそこ人が多いけれど、目立とうという方に働かず、みんなと同じものという同調意識に傾くのがおもしろい。
こんだけインターネットで世界の多様な価値観に触れているのが普通な時代なのだから、そろそろ自分の好きなものを身につけていいと思います。
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