楽しい解剖のお時間です。
これまでの解剖①NBポイズンスニーカー(過去ログ)②ユニクロルメール(過去ログ)
ユーロ38サイズ、JP24.0cm
https://patrick-onlineshop.jp/user_data/shoe_size.php
まだ履き下ろす前の写真、このあとヒモの通し方を変えています。
中敷きは小細工のないペラものです。小細工ない方が好み。
左足の方が大きいので素足で乗せてみました。
ソックス履くとまた形状が変わるので捨て寸の雰囲気だけご覧下さい。
NBのポイズンスニーカー(サイズは24.5cm、ウィズB)と比較。
ウィズBとはいえランニングスニーカーだからちょい広い足囲ですが、並べてみるとパンチの足囲の細いこと。
そして24.5cmと比べてロングノーズです。
中敷きを並べると土踏まず部分のえぐれがよくわかります。うっすらヒールカップ。
パトリックの木型はかかとが細くないと知っているので、NBの方が細いのは納得。
サイドから。
上段NB、中段パトリックパンチ、下段はたわむれにユニクロルメールスリッポン。
一の甲低めはわたしの好みです。これくらいでないと履けません。
そしてどれもかかとがぐっと倒れているのが共通している。
バケツ状かかとのスニーカーが履けないのはこういう理由です。
パンチはくるぶしのえぐれが深く骨に当たらない。
NBとパンチ、かかとを後ろから。
さほど三角形ではない。
パンチのカウンターは小さく、そんなに固くないです。
開張足の出っ張りが当たりますが、革なのでどうとでもできます。革のいいところは自分カスタマイズできる点です。
そくぷろの方がパトリックに足の後ろを固定する中敷きを入れてるので、グニャグニャソールに耐えられない方はこちらを参考に。
http://sokuihakarou.seesaa.net/article/433818163.html
わたしもシャンクなしグニャグニャスニーカーで具合悪くなったことがあるのですが、今のところパンチは大丈夫です。
(問題のスニーカーはWSで活用中)
**************
街用のファッション重視の大人スニーカー探し、情報を集め出したのはまだ暑い8月下旬からでした。
黒が希望だったのでこの時期から動いたのは正解でした。
9~10月は皮革イベントが多く、時期的にも秋冬アイテムが出揃うタイミングです。
白なら春夏ですが、サンダルが混じってくるので総対数が減ります。
白が欲しくなったらビモロシューズを試したい。
先輩が履いています。
http://www.bemoloshop.com/new_type.html
ビモロシューズは鳥取県の株式会社ワールドウィングエンタープライズが開発したシューズです。スポーツ界で有名ですな。
■イチローを支えたトレーニング法を考案 「初動負荷理論」で世界の注目を集めるワールドウィングエンタープライズ代表の小山裕史さん
http://www.sankei.com/smp/economy/news/161022/ecn1610220005-s1.html
スニーカー選びにおいてスタイルとフィット感のバランス配分をどうするか。
基準となったのは革靴です。
革靴で足にあった感覚を積み重ねていたことと、それを元にした靴選び、靴の見方で自分の足に合うスタイルを把握した上で売り場を見ました。
それができていなければお店の雰囲気や店員さんのうんちく、中敷きやソールの「つかみ」の心地良さでぶれてしまうんですよ。
わたしの基準となっている一足は、HIROFUの靴です。
http://nuinui358.dreamlog.jp/archives/32589373.html
レザーソールにビブラムを貼っていますが、クッション性がいいわけではない。
それでも拇指球にガツンと来ることがないし、土踏まずがぐっとしています。
なによりこのシュッとしたラインが、身長とのバランスがとれている。
スニーカー探しは、スニーカーばかり履いていると選ぶのが難しいんじゃないかと感じました。
一見楽そうですけどね。
足は甘やかすとどんどん怠けていくんです。怠けるっていうのは感覚も鈍っていくことなので。
靴は本当に見た目のデザインがとても大事です。
パトリックのサイトにはソール特徴のうんちくなんて全く書かれていません。いっそ素っ気ないほどです。
でもこれが正解なんですよ。
いくら「製造ガー」「性能ガー」「メイドインジャパンガー」と言ったかて、まず見た目がよろしくなければ手に取られない。手に取られないならそれは存在しないのと同じです。
製造やメイドインジャパン、うんちくは目に見えません。
通り過ぎる人がまず手に取りたくなるもの、そこが売り場に並ぶ靴に足りない部分です。
ニューバランスが選択肢にないこと、中韓トラベラーがニューバランスを履いていない理由について引き続き書きます。
これまでの解剖①NBポイズンスニーカー(過去ログ)②ユニクロルメール(過去ログ)
ユーロ38サイズ、JP24.0cm
https:/
まだ履き下ろす前の写真、このあとヒモの通し方を変えています。
中敷きは小細工のないペラものです。小細工ない方が好み。
左足の方が大きいので素足で乗せてみました。
ソックス履くとまた形状が変わるので捨て寸の雰囲気だけご覧下さい。
NBのポイズンスニーカー(サイズは24.5cm、ウィズB)と比較。
ウィズBとはいえランニングスニーカーだからちょい広い足囲ですが、並べてみるとパンチの足囲の細いこと。
そして24.5cmと比べてロングノーズです。
中敷きを並べると土踏まず部分のえぐれがよくわかります。うっすらヒールカップ。
パトリックの木型はかかとが細くないと知っているので、NBの方が細いのは納得。
サイドから。
上段NB、中段パトリックパンチ、下段はたわむれにユニクロルメールスリッポン。
一の甲低めはわたしの好みです。これくらいでないと履けません。
そしてどれもかかとがぐっと倒れているのが共通している。
バケツ状かかとのスニーカーが履けないのはこういう理由です。
パンチはくるぶしのえぐれが深く骨に当たらない。
NBとパンチ、かかとを後ろから。
さほど三角形ではない。
パンチのカウンターは小さく、そんなに固くないです。
開張足の出っ張りが当たりますが、革なのでどうとでもできます。革のいいところは自分カスタマイズできる点です。
そくぷろの方がパトリックに足の後ろを固定する中敷きを入れてるので、グニャグニャソールに耐えられない方はこちらを参考に。
http://
わたしもシャンクなしグニャグニャスニーカーで具合悪くなったことがあるのですが、今のところパンチは大丈夫です。
(問題のスニーカーはWSで活用中)
**************
街用のファッション重視の大人スニーカー探し、情報を集め出したのはまだ暑い8月下旬からでした。
黒が希望だったのでこの時期から動いたのは正解でした。
9~10月は皮革イベントが多く、時期的にも秋冬アイテムが出揃うタイミングです。
白なら春夏ですが、サンダルが混じってくるので総対数が減ります。
白が欲しくなったらビモロシューズを試したい。
先輩が履いています。
http://
ビモロシューズは鳥取県の株式会社ワールドウィングエンタープライズが開発したシューズです。スポーツ界で有名ですな。
■イチローを支えたトレーニング法を考案 「初動負荷理論」で世界の注目を集めるワールドウィングエンタープライズ代表の小山裕史さん
http://www.sankei.com/smp/economy/news/161022/ecn1610220005-s1.html
スニーカー選びにおいてスタイルとフィット感のバランス配分をどうするか。
基準となったのは革靴です。
革靴で足にあった感覚を積み重ねていたことと、それを元にした靴選び、靴の見方で自分の足に合うスタイルを把握した上で売り場を見ました。
それができていなければお店の雰囲気や店員さんのうんちく、中敷きやソールの「つかみ」の心地良さでぶれてしまうんですよ。
わたしの基準となっている一足は、HIROFUの靴です。
http://
レザーソールにビブラムを貼っていますが、クッション性がいいわけではない。
それでも拇指球にガツンと来ることがないし、土踏まずがぐっとしています。
なによりこのシュッとしたラインが、身長とのバランスがとれている。
スニーカー探しは、スニーカーばかり履いていると選ぶのが難しいんじゃないかと感じました。
一見楽そうですけどね。
足は甘やかすとどんどん怠けていくんです。怠けるっていうのは感覚も鈍っていくことなので。
靴は本当に見た目のデザインがとても大事です。
パトリックのサイトにはソール特徴のうんちくなんて全く書かれていません。いっそ素っ気ないほどです。
でもこれが正解なんですよ。
いくら「製造ガー」「性能ガー」「メイドインジャパンガー」と言ったかて、まず見た目がよろしくなければ手に取られない。手に取られないならそれは存在しないのと同じです。
製造やメイドインジャパン、うんちくは目に見えません。
通り過ぎる人がまず手に取りたくなるもの、そこが売り場に並ぶ靴に足りない部分です。
ニューバランスが選択肢にないこと、中韓トラベラーがニューバランスを履いていない理由について引き続き書きます。