ンバースは木型が合わないのでスニーカー候補に挙がってこないのですが、いい写真が撮れたのでネタにします。

夏前にユニクロルメールスリッポンについて書いた(これ)のを読んでくれた友達が、
「あのスリッポンいいねー! わたしもほしい」
と言ったので、じゃあユニクロ行こっか(^-^)
まだ在庫のあった時期で思う存分試着できたのですが、履いたときから爆笑。
「全然似合わない!!」

その後音沙汰がなく、
「スリッポン、どうなった?」
「それがさー、コンバース買ってん」
えっ!? スリッポンちゃうやん。
「いわゆるスリッポン(VANS)を見たけどなんか違うと思ってさ。あちこち見ていくうちにコンバースがあって、あーなんかかわいいなーと。もう探し疲れたしコンバースにしてん」
スリッポンから紐靴に。
「そしたらなにこれ、めっちゃ足痛い。なんでみんなしれっと履いてんの?」
でた。わたしも同じ失敗を遥か20年前、高校生の時にやっています。
貧乏高校生のなけなしのお小遣い…涙…
二重の意味で死にました。

そして先日会ったとき、友達は問題のコンバースを履いて来たんです。
車で移動するので長時間歩かないから大丈夫かなと見守っていたのですが、ランチの時にやっぱり痛い歩きにくいという。楽しいお出かけなのにそれは可哀想だ、見せて。

「これ、ひもが緩すぎだわ。ちょっと締めてあげる」
コンバース
ぎゅーん
こんだけヒモ出てきたで。
両足とも締めたところ、歩くのが楽になったと喜んでいました。
「この内側の穴にヒモ通すともっとフィットして楽になるよ」
コンバース
「えー! これ空気穴じゃないの!?」
十人が十人空気穴と思っていますが、ヒールロック的な役割の穴です。

■コンバースのスニーカーの側面にある「2つの穴」。その使い道が明らかに!
http://buzzmag.jp/archives/67291

もともとコンバースはバスケットシューズであるという出自を考えると納得ですが、こんなペラい靴でバスケやってたなんて信じられません。

さてそもそも友達の足にはコンバースが合っていないんです。
コンバース
ここんとこにしわが入っている。
靴下ではなくストッキングで履いているから余計にしわが入るんですけどね。
靴にしわが入るってことは足と合ってないんです。そら痛いし歩きにくいことでしょう。靴ひもで締めるのにも限界はあります。

ファッションスタイリング誌を読むと、「まずはコンバース!」というノリをよく見ます。
あれはあくまで「こういうバランス、スタイル」を参考にするだけで、コンバースを買えばいいってわけじゃないんですが、「みんなが履いているなら自分も履ける」と選んでしまうのは早計なのです。
おしゃれは我慢なんていうけれど、そんなことない。


次はアウトレットでニューバランス。