のレザースニーカーを履き続けていた時期があり、きっかけになった一足がアシックスのアポミキシス/キメラでした。
2004年12月に購入、13000円。
わたしが持っていたラインストーンバージョンの写真がないので、こちらの方のモデルを拝借。
http://d.hatena.ne.jp/goodseason/20060416
アポミキシス
踵のカラーライン部分にラインストーンが並んでいて上品だった。そして真っ白。
アシックスラインもネームも入っていません。
他の画像もチェックしたのですがモデルによってずいぶん違いがあったようです。

靴ひものハトメが8~9列並んでいます。
アポミキシスはもともとレスリング用のシューズを復刻したラインでした。
びしーっと足首までしっかり締めることができてなおかつトウ先が長く細身。
シューレースは丸紐とリボンレースが入っていました。
平たいリボンを通して会社にも履いて行くと、よく褒められていたんです。
旅行にも履いていたので写真に残っていますが、よりにもよってアップの写真だけ逆光で真っ黒だからUPできない…

もう一足買いたいなと思っていたら、同じく復刻したオニツカタイガーの人気が出た影響か、アポミキシスは廃盤になりました。
2015年にはアシックスタイガーなんてラインも出来ちゃって、もうタイガーはええねん、アポミキシスの遺伝子を組んだラインを出して!!

アシックスタイガーにも真っ黒モデルがありますが、
http://japanstore.asicstiger.com/store/ProductDetail.aspx?pcd=TQ6K2N-9090-23_0
サイドにあるアシックスラインが苦手なわたしはテンション下げ下げです。
でも見に行くよ。だって心斎橋オーパきれい館1Fにお店ができたから。

●創作作品を見る重要性


うめだ阪急で開催されていたJapan Leather Award 2016の一次審査会に行ってきました。
http://award.jlia.or.jp/2016/
https://www.facebook.com/leatheraward/
二日間の一次審査は一般人も投票できるんです。

頭がスニーカーでいっぱいのわたし、一も二もなく飛びついたのがこちら。
株式会社 喜市 Walz(ワルツ)
いいと思うものはメンズの法則…
http://award.jlia.or.jp/2016/list/detail.php?no=J16A-3779
詳細ページURLはいつまで生きているのかわからないので、プロが撮影した写真を貼っておきます。
ハトメ10列、長めの羽根といい大好きだったアポミキシスを彷彿とします。

・部門 メンズフットウェア
・氏名 片山 喜市郎
・ブランド名 Walz(ワルツ)
・会社名 株式会社 喜市 http://studiokiichi.com/
・靴のサイズ 27.0 cm
・販売予定 あり
・希望小売価格(税込) 27,000円

24センチが販売されたら履いてみたい。

会場内はシューズ、革小物、バッグなど普段の売り場にはないデザインコンセプトによるアイテムを一気に見ることができます。
なぜこれらを見るのが良いのかというと、
「こんなことできるんだ!」
という嬉しい驚きをもらえるからです。

わたしはハンター買いをするもんだから、何日もかけてあちこち歩き回り、時に絶望することも多々あります。
そんな風に頭に支配されそうになるのを、こういった作品に出会うことでぱーんと感覚が刺激され、新たな発見によって歩き続けることができます。

電子辞書は引いた言葉だけ教えてくれますが、紙の辞書は周りの関連用語も見せてくれる。
だからわたしは売り場巡りが好きなのです。
というわけで思い出のレザースニーカーを挙げていますが、これはいま売っていません。
ただの傾向であって同じ靴を探しているのではないから、気になる靴はいろいろ履きますよ。

まずは一般的なウォーキングシューズについてと、大人スニーカーといえばアレ。