研といえば、ふろく。
学研のおばちゃんが配布するシステム、どういう業務体系やったんやろう。
月末だけ仕事してたんやろか。
あれほんと届くの楽しみでした。

学研というと“科学のふろく”イメージが強いようですね。
うちは「学習」でしたが、ちゃんとふろくがついていたんです。
すっごく気に入っていたのは、「ローマ字ネームパンチャー」→ (これ、個人の方のブログに飛びます
テープを使い切るのがイヤで、ずっとずっと大事に保管していたよ!!
この方30年間テープの補充なしで使っているの??


商品名「ダイモ」といっていまでも販売中、ふろくにつけるにはいいお値段しています。
ネームパンチャーは泣く泣く処分したのですが、いまでも現役のふろくがあります。
巻き尺
この巻き尺。
左のオレンジ色のキャラクターがわたしの。
右のタコさんは、3学年下の弟のものです。

学研の科学と学習には案外マンガが掲載されていて、オレンジ色のはその登場キャラクターだったと思うんですが、さすがに名称が思い出せません。知ってる人、教えて下さい。

ってmixiに書いたら、なんと友達のご主人が
「左のキャラは、いじ犬ペチッといいます。石ノ森章太郎が描いていたと思います。懐かしいですね。」
正解を教えてくれました。

いじ犬ペチッ(1)
(石ノ森章太郎デジタル大全)


そうそうこれー!! うわーありがとうございます!!
まさかの石ノ森御大作品でした。
電子版で全3巻です。


さて戻りまして、同じ3年生のメジャーなのに、意外と違っているんです。
まずわたしのメジャーは長さが3メートルもあります。
巻き尺
製作元は積水樹脂。現在もある会社です。
巻き尺 細
弟のメジャーは1.5mになって幅も細く厚みも薄い。
だから、形状がぐっとコンパクトになっています。
メジャーの端の処理もわたしは金具、弟のはプラスチック。
巻き尺
「物知りまきじゃく」という名称なので、メジャー面に長さについてのコネタがちりばめられています。
ジャイアント馬場のあしのサイズは38cm。
巻き尺
3年生の平均身長。
巻き尺
松田聖子の身長158cm。Googleで検索したら、159cmと160cmと出てきました。

実生活においてメジャーの出番は、足囲だのバストだのウエストだのお尻のサイズだの、1m未満の計測が多いです。
だから、しょっちゅう見るのはジャイアント馬場のあしのサイズばかり(笑)
子供の世界には3mは広すぎたのか経費削減なのか、3学年下のメジャーが小さくなったのも理解できます。

でも、家具や部屋の広さを測るのに3mのメジャーはとても役に立ちました。
このメジャー、子供の時よりも大人になってからの方が活躍しているんです。
厚みもしっかりしているのでねじれません。
印字もくっきり綺麗だし、めっちゃコスパがよい。

学研ってもともと学校の教科書を補完する役割を持っていたのもあり、ふろくにはただの遊びではなく後々に繋がる学びがすごくたくさんあったんだなと、大人になってからよくわかりました。
学童向けの塾が少なかった時代、学校教育をもう少し深めるという役割を担うものって科学と学習で、影響は甚大です。
あの当時、本といえば図書館で読むことはできましたが、こういう道具を使ったおもしろさって他で体験する機会はなかったです。

■「科学と学習」の付録を学研本社で見せてもらったら、懐かしすぎて泣きそうになった(インテリジェンス)
https://haken.inte.co.jp/i-engineer/interesting/kagaku-to-gakushu
 
こちらに開発者のインタビューがあります。
学習要項に沿って付録を作っているから、そら年中忙しいわ。
こどもが扱うからかんたんに壊れたらいけないし、原価との戦い。

学研ってふろくつきで年間いくらだったんだろう。
ずっととり続けてくれた親に、いまさら感謝です。
これからもメジャーを買うことなく、愛用しますわ。

あと、チャレンジの付録で星座盤もまだ持っています。
これが欲しくて中一チャレンジをとったのですが、まんまとチャレンジのおかげで工芸高校に合格しました。
ふろく、大事。