事なんかで、このデジタル時代にちまちま手作業を詰め込まれたとき、
「これめっちゃマニュファクチャーよなあ(笑)」
「「家庭内手工業!!」」
って笑い合いながらやったものです。
でもいま、教科書には使われていないんですね。

Q14:かつては、工場制手工業のことを「マニュファクチュア」と表記していましたが、教科書の表記からなくなったのはなぜですか? (帝国書院)
http://www.teikokushoin.co.jp/q_and_a/history/#q14

しかも、「家庭内」ではなく「家庭制」にいつの間にか変わっとるし。
このページの他の項目も、衝撃いっぱい。
「大和朝廷」→「ヤマト王権」
「島原の乱」→「島原・天草一揆」なんだと!?
「リンカーン」→「リンカン」
「ルーズベルト」→「ローズベルト」
「三・一運動」→「三・一独立運動」

士農工商もやで。

Q6 これまでよく使われていた「士農工商」や「四民平等」といった記述がなくなったことについて,理由を教えてください。 (東京書籍)
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/question/e/syakai.html#q5

士農工商、穢多非人とはなんだったのか。
2012年の受験でも「士農工商、穢多非人」と学習していたとツイッターでポストしているひとがいるから、こっちはごく最近の動きなのかも。

小学生の時、親や大人のいうことと教科書の表記がずれていることがあったのですが、自分もこっち側に来たのかと。そして今後こんなことが続々出てくるんだと思います。
幼い頃、教科書や新聞、本になっているものに書かれていることはみんな真実に見えました。
そのときは「ほんとう」だと信じていることが書かれているだけ。
学業を修了してもそのときの「ほんとう」しか身につかず、常にブラッシュアップする必要がある。
だから、いまの情報にいたずらに振り回されることもないと思います。
そして、修了が始まり、学びに終わりはないということを本当に理解している人がどれくらいいるんだろう。