どもの頃、そしていまもなりたいものがないわたし。
以前「子供のころ、なりたいものや夢がなかった人へ」という長い述懐を書いていますが、いまはよいテキストがそこら辺にざくざくあるのです。

■【若手向け】 やりたいことを見つけるにはどうすればよいのか? (株式会社PIS)
http://www.growing-labo.com/wish-list/

wish-listっていうURLすごいな。

「「やりたいことって、どうすれば見つかるんですかね?」と。その先輩の答えはこうでした。

「今わかってないってことは、もっと成長して、世の中を知ったらわかるんじゃないかな。」

その答えは本質をついていました。

つまり、やりたいことがない人は「今の私ではわからない、知らないこと」が「私のやりたいこと」の可能性が高いのです。」

出だしから衝撃。
そして、著者が15年前に先輩に訊ねたっていうのにも驚きでした。
こういう仕事していく上での悩みとか疑問は相談したけれど、むしろブルーになることの方が多かったんです。
なるほどーとか思うことは、一度もなかった。

もしかして、女性に聞いていたのが悪かったんかもと思いました。
年の近い女性契約社員に聞いたけれど、年上の役職者にはこういうこと一切訊ねたことがないです。
相談できる雰囲気ではなかったし、直接の先輩でもないし、なにより「こうなりたいな」と思える人じゃなかった。
一方的にジャッジしていたので、相談していたらどうなったかは不明。

相談できる先輩がいたこの方こそが、素晴らしいわ。
素直に聞き入れているところも。
あ、よく見たら職歴が外資系、もしや海外就業か?
【若手向け】と書かれていますが、30代40代にもいい内容です。

もういっこ、タイトルがすべてを語っているこちら。
■中途半端な夢や目標よりも絶対やりたくない事を先に決めろよ。(人・コト・モノ・金をつくるマーケティングクリエイター四元亮平)
http://ameblo.jp/ryohei-yotsumoto/entry-12168347177.html

「絶対やりたくないこと」っていうのは、体験してみないと判断できません。
やってみたら思っていたよりもイヤじゃないっていうことが多々あるからです。
13日放送のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」にて保育園(?)で研修中の女子学生さんが、「不安だ不安だ」と口にしていました。
鶴瓶師匠は、なにが不安なんや、ちゃんとやってるやんか。
「地道が近道や」と。
目の前のことを地道にやっている彼女こそが、豊かな経験を重ねていくでしょう。

なお、わたしが絶対やりたくないこと。OL時代いろいろありましたが、
「お腹が空いていないのにランチに行かされる」
これが一番イヤでした。