おもしろいご質問を頂きました。題して「教えてNAZさん」。
書写学習を始めて一年未満の方より、
「はやく上手になりたいのですが、「これはやらない方がいい」ということありますか?」
普通に驚きました。
そんなこと全く気にしたことありません。なんて熱心なんでしょう。
しかし、よくよく振り返ってみると、自分が書写を習い始めてからあれこれ変えたことがあります。
一番大きな変化で、特に会社です。
電話メモを取る際の筆記用具は、鉛筆にしました。ベストは三角鉛筆。
聞き取りながらのメモなので、走り書きとなります。当然ボールペンの方が字が乱れる。
正しい持ち方をキープするには、持ち方が崩れる道具は極力使わないことです。
持ち方が崩れるのは丸い軸の筆記具、そして細くて硬い芯。
4色タイプのボールペンみたいに丸い太軸も手が疲れます。
筆記用具は三本の指で支持するので、三角軸を使うと指に吸い付くように感じますよ。
※ボールペン、シャーペンの弱点については、次回にも詳しく書いています
お小遣い帳の記帳みたいに、きっちり時間をかけてゆっくり書けるときなら、ボールペンは使います。
書写学習を始めて一年未満の方より、
「はやく上手になりたいのですが、「これはやらない方がいい」ということありますか?」
普通に驚きました。
そんなこと全く気にしたことありません。なんて熱心なんでしょう。
しかし、よくよく振り返ってみると、自分が書写を習い始めてからあれこれ変えたことがあります。
指導要項ではなく、あくまでわたしの体験に基づくということで書きます。
●ボールペン、シャーペンを使用しない
一番大きな変化で、特に会社です。
電話メモを取る際の筆記用具は、鉛筆にしました。ベストは三角鉛筆。
聞き取りながらのメモなので、走り書きとなります。当然ボールペンの方が字が乱れる。
正しい持ち方をキープするには、持ち方が崩れる道具は極力使わないことです。
持ち方が崩れるのは丸い軸の筆記具、そして細くて硬い芯。
4色タイプのボールペンみたいに丸い太軸も手が疲れます。
筆記用具は三本の指で支持するので、三角軸を使うと指に吸い付くように感じますよ。
※ボールペン、シャーペンの弱点については、次回にも詳しく書いています
お小遣い帳の記帳みたいに、きっちり時間をかけてゆっくり書けるときなら、ボールペンは使います。
聞きとり、書き取り時は、鉛筆。
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4Bがいちばん好き。
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軸とインクにいろんなタイプがあります。呉竹はいいもの作りますが、周知がイマイチ。
ココイロは、ハライと折れの書き味が好きなんです。
手帳だと紙が薄くて裏移りしまくりですけど。
ココイロは、ハライと折れの書き味が好きなんです。
手帳だと紙が薄くて裏移りしまくりですけど。
【実店舗情報】
鉛筆シャーペンは東急ハンズでよく見かけます。
鉛筆シャーペンは東急ハンズでよく見かけます。
ココイロはハンズやITOYAよりも、ヨドバシ梅田に軸もインクも揃っています。
●正しい書き方が身についたポイント
おまけとして。
意外と文字を習っている最中は、自分がどれほど上達したのかをなかなか把握できません。
そのために診断シートがあって、過去の自分の書き文字と比較できるのですが、もういっこポイントがあります。
意外と文字を習っている最中は、自分がどれほど上達したのかをなかなか把握できません。
そのために診断シートがあって、過去の自分の書き文字と比較できるのですが、もういっこポイントがあります。
何気なく書けていた横書き文字が、書きにくくなります。
あれほど苦手だった縦書きの方が、楽に書けるようになります。
これは、文字の習得で字形の中心、重心を意識して学ぶからです。
普段書いているときにも、無意識で中心を確認するようになります。
横書きだと文字の中心がとてもとりにくい。
あれほど苦手だった縦書きの方が、楽に書けるようになります。
これは、文字の習得で字形の中心、重心を意識して学ぶからです。
普段書いているときにも、無意識で中心を確認するようになります。
横書きだと文字の中心がとてもとりにくい。
日本語は縦書き文字ですから、文字の横の中心ってないです。
縦書きなら「上の字の中心」を意識できますが、横にはない。
さらにひらがなは文章の6~7割ほどを占めますが、直線が多い漢字に対して曲線が多く、字形も長方形、正方形、横長と様々なので、余計に横軸センターがとれません。
以前は中心なんて気にせず罫線を頼りに、または完全自己流で書いていたのが、 文字の原理原則を学ぶと、自己流の書き方に違和感を感じて書けなくなるのです。
縦書きなら「上の字の中心」を意識できますが、横にはない。
さらにひらがなは文章の6~7割ほどを占めますが、直線が多い漢字に対して曲線が多く、字形も長方形、正方形、横長と様々なので、余計に横軸センターがとれません。
以前は中心なんて気にせず罫線を頼りに、または完全自己流で書いていたのが、 文字の原理原則を学ぶと、自己流の書き方に違和感を感じて書けなくなるのです。