容院にて、担当さんとのやりとりです。

前回ショートカットにしたとき、周囲からずいぶん好評で若く見えるとまで言われました。
夏はまとめた方が楽だからちょっと長めにするんですが、ああも大絶賛されたら、夏もショートにしようかなあと担当さんと話していたんです。

チョキチョキの最中、
「そういえば、ルールズって知ってます? アレだとショートカット絶対不可で、“違反ガールズ”って言われるんですよ」
「どんなスタイルならいいの?」
「ロン毛です。それもまとめるんじゃなくて、サイドは肩に垂らすんです」

OL時代にお姉さんから教わった。

現代版というのが出ていました。

ルールズはアメリカ発祥の、結婚相手と結ばれるためのマニュアル。
マニュアルですが、内容は要するに相手本意ではなく自分を大事にしましょうということ。
有名なのは、こちらからデートに誘わない、木曜夜までに週末デートの誘いがなければ、休日突然の誘いにも乗らないとか。
電話するときはキッチンタイマーをかけて3分以内に切りなさい。
あるルールズ講師ははっきりと、髪型はショートではなくロング(まとめ髪不可)、パンツも不可、ワンピース着なさいと断言しています。
わたしも時々髪は伸ばしますが、まとめちゃうんです。これダメなんですよ、婚活的に。
婚活っていうのは、【自分が似合うスタイル】を優先させるのではなく、【男性に受け入れられるスタイル】を優先しないといけないからね。

「それ、アメリカ人が言いそうなことやな。特に西海岸」
「なんで西なんですか?」
「東のNYだとキャリア志向でショートカットやパンツスタイルとか、いろんな人種も考え方もあるからね。でも東(ロス)なんかだと、女の子は中学高校になったら絶対ロングにするねん。全員髪伸ばす。中には結婚して落ち着いたときに、初めてショートカットにしたっていう人もおるぐらい」

そんなに!! そんなに画一的に、“モテ”“お姫様”路線なのかと驚きました。

「ロンドンは違うで。もっと自立してるから、ショートスタイルが多い。そのかわり、離婚も多い」
ただし、日本よりももっと子育て支援が手厚いよ。

へえ~
担当さんはアメリカとイギリスで修行されているので、いまでも英語ぺらぺらだし、スタイルから見る価値観の話なんて興味津々です。

「日本は、ショートかミディアムが男性に受けるよ」
「ロングは?」
「ストレートのロングって、“大人の女性”で逆に近寄りがたいねん」
「アイドルでもそうやろ。短めやミディアム、肩くらいが一番多いやろ」
いわれてみればそうやわ。

「日本人の顔つきの影響やろね。ショートやミディアムが似合うのは」
日本人の顔って、西洋に比べると幼い。
西洋はキレイ、美しいだけれど、日本はかわいい。この違い。

チョキチョキしながら担当さんは
「NAZさんは童顔やから、ショートにした方が若く見られて、周りに好評なんわかるわ」
童顔!
とうとう老け顔から童顔にクラスチェンジした!!
幼い頃から顔が変わらないため、幼少時は老け顔、30すぎて逆転しだし、とうとう童顔になりました。
30年以上のコンプレックスが!!

そして、イヤリングする? じゃあこれぐらいいこうかと、ふんふん頷いていたら、
鈴木蘭々
鏡に現れたのは鈴木蘭々。これまでの人生でこんな短くなったん初めてやー!!
※友達に鈴木蘭々を例えに出して通じなかったので、Google画像検索貼っときます

担当さんはホクホク顔で、
「いやーほんまショート似合うね! 実年齢いわない方がいいよ」
え! でも聞かれたときはなんて返答すればいいんですか?
「実年齢と見た目の差があるんですっていっといたらええねん」
あはは(笑)

帰宅してから、男性から見たヘアスタイルのことで検索していたとき、
「旦那はつきあっているときからショート派だった」
というブログがありました。理由は
「長いとセックスの時に鬱陶しいから」
すごい理由だな!!
でも、「セックスの時もメイクしろ」という男性に比べたら、遥かにマシな気がしてくる。

わたしなら、セックスの時に鬱陶しいからショートにしろ、メイクしろという男には、全身脱毛してくれたらねと返すでしょう。
なんで一方的やねん。どっちもどっちでしょ。


さて人生最短ショートにしてからたしかに女性からはウケがよいのですが、男性からは全く好意的な反応がないです。
以前ショートにしたときと違う反応で、なるほどと思います。
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