勉強会で「右脳左脳診断」のネタがでました。
ちょいちょいFBにも同様の診断結果が流れ込んできます。
両手を自然に組んだとき、左右どちらの親指が上に来ているのかで、利き腕ならぬ利き脳を判断するというアレです。
脳には右脳と左脳があり、右脳は直感力、左脳は分析力を司り、どちらが利き脳かでタイプを分ける。
有名な診断サイトは、「うさうさ(二枚貝)」かと思います。
http://www.nimaigai.com/pc/usausa/shindan/index.php
組んだ指でインプット、腕でアウトプットを判断します。
これでいくとわたしはインプットもアウトプットも右の、うう女になります。
http://www.nimaigai.com/pc/usausa/shindan/index.php?result=1
しかしですね、インプットはともかくアウトプットは左脳じゃね??
この長大なブログのとおり分析や観察が好きで、さらに文章化してますから。
うさ女
http://www.nimaigai.com/pc/usausa/shindan/index.php?result=3
まだこっちの方が当たってる気がするぞ。
こういった右脳左脳診断、いくつかの類似サイトでチェックしたんです。
音声が出るテストや、記憶力を試すテスト混じりのものもありました。
それでいくと、右脳45%になったり、左脳70%になるテストもあるんです。
利き脳なんて、ないんじゃないか?
そしたらやっぱりそういう研究結果が出てるんですよねー
■「右脳派」「左脳派」は都市伝説だった!人 に“利き脳”はない:研究結果
http://wired.jp/2013/08/30/brain-function/
ここに貼られている回転するダンサーの画像、わたしは見るときによって右回転にしか見えないときと、左回転にしか見えないときとあります。
脳科学者の中野信子さんも、右脳人間左脳人間をデマだとTVで言ってたそうです。
http://nakaimininaru.com/archives/228
一年前の番組ですね。
こういう発言は広まらないのに、利き診断は定期的に流行るなあ。
つまり、利き脳診断なんて血液型診断と同じく、科学的になんら信憑性がないということ。
この「右脳左脳診断」を使ってFBで調査した方がいます。
・脳と操体(5) ~「利き脳」について考察
http://aams.blog72.fc2.com/blog-entry-393.html
こちらは■ シリーズ「脳と操体」の一部リンク。
>> 脳と操体(1) ~脳のサイズ
>> 脳と操体(2) ~知覚は操れる スピニングダンサーで試してみよう
>> 脳と操体(3) ~右脳と左脳
>> 脳と操体(4) ~「利き脳」をチェックする方法
>> 脳と操体(5) ~「利き脳」について考察
>> 脳と操体(6) ~「利き脳」なんてホントはない?
>> 脳と操体(7) ~脳を鍛える方法
>> 「利き脳」の画像をつくった本人が言いたかった本当のコト
こんだけあり、全部読む方がオススメですが、ある結果がとても興味深いです。
脳と操体(4) ~「利き脳」をチェックする方法
http://aams.blog72.fc2.com/blog-entry-392.html
そりゃ、バーナム効果だ。
「うう女」にピンと来なくて全部の診断を読んでから、「うさ女のほうが近いかな」と思ったのですが、普通は診断結果以外のところ読まない。だから結果に納得できてしまう。
「二枚貝」サイトを知ったのはmixiを始めてからなので、2006年か2007年ぐらいだと思います。
当時おもしろー! とmixiにネタにしたんだもん。もう削除しているけれど。
あのときのわたしは、こういう診断の結果になんの疑いも持たなかったんです。
いまは「だまされやすい」と自覚しているので、診断結果に飛びつかない。
ブログもちょっとでもリピーターがついて読まれるようになったからには、うかうかとネタにもしません。
勉強会のレポートなども、いってすぐにUPした方が新鮮ですが、しばらく寝かせるのは自分の中で実験、咀嚼した上で分析し、その上でなお心に残った【これ】ということをブログに上げるようになりました。
わたしはパソコンとネットによって、逆にリテラシーが上がったタイプです。
でも、スマホ端末のみの人は、リテラシーがゴンゴン下がるのは自明。
そこに来てSNSで気軽に診断結果をホイホイシェア、投下できてしまうため、それが自分のリテラシーの低さを大声でアピールしていることにも気がつけない。
便利な端末は使いこなしてこそで、端末に振り回されているようでは、病んでいくのも無理はないです。
端末を大事にしている人は、他人に礼儀を払わなくなるんですよ。
目の前に人がいるのに、ふつうに端末いじっている人いますね。
当然人間関係も悪化し、自分に返ってきます。
手軽さにはしっぺ返しがあることを常に知っておかないと。
ちょいちょいFBにも同様の診断結果が流れ込んできます。
両手を自然に組んだとき、左右どちらの親指が上に来ているのかで、利き腕ならぬ利き脳を判断するというアレです。
脳には右脳と左脳があり、右脳は直感力、左脳は分析力を司り、どちらが利き脳かでタイプを分ける。
有名な診断サイトは、「うさうさ(二枚貝)」かと思います。
http://www.nimaigai.com/pc/usausa/shindan/index.php
組んだ指でインプット、腕でアウトプットを判断します。
これでいくとわたしはインプットもアウトプットも右の、うう女になります。
http://www.nimaigai.com/pc/usausa/shindan/index.php?result=1
しかしですね、インプットはともかくアウトプットは左脳じゃね??
この長大なブログのとおり分析や観察が好きで、さらに文章化してますから。
うさ女
http://
まだこっちの方が当たってる気がするぞ。
●疑いを持つこと
こういった右脳左脳診断、いくつかの類似サイトでチェックしたんです。
音声が出るテストや、記憶力を試すテスト混じりのものもありました。
それでいくと、右脳45%になったり、左脳70%になるテストもあるんです。
利き脳なんて、ないんじゃないか?
そしたらやっぱりそういう研究結果が出てるんですよねー
■「右脳派」「左脳派」は都市伝説だった!人 に“利き脳”はない:研究結果
http://
ここに貼られている回転するダンサーの画像、わたしは見るときによって右回転にしか見えないときと、左回転にしか見えないときとあります。
脳科学者の中野信子さんも、右脳人間左脳人間をデマだとTVで言ってたそうです。
http://
一年前の番組ですね。
こういう発言は広まらないのに、利き診断は定期的に流行るなあ。
つまり、利き脳診断なんて血液型診断と同じく、科学的になんら信憑性がないということ。
●手軽な方が広まる
この「右脳左脳診断」を使ってFBで調査した方がいます。
・脳と操体(5) ~「利き脳」について考察
http://
こちらは■ シリーズ「脳と操体」の一部リンク。
>> 脳と操体(1) ~脳のサイズ
>> 脳と操体(2) ~知覚は操れる スピニングダンサーで試してみよう
>> 脳と操体(3) ~右脳と左脳
>> 脳と操体(4) ~「利き脳」をチェックする方法
>> 脳と操体(5) ~「利き脳」について考察
>> 脳と操体(6) ~「利き脳」なんてホントはない?
>> 脳と操体(7) ~脳を鍛える方法
>> 「利き脳」の画像をつくった本人が言いたかった本当のコト
こんだけあり、全部読む方がオススメですが、ある結果がとても興味深いです。
脳と操体(4) ~「利き脳」をチェックする方法
http://
「「納得できた or 納得できなかったか」については...なんと!
「いいえ」と答えた人が、
わずか4%でした。」
そりゃ、バーナム効果だ。
(バーナム効果(バーナムこうか、英: Barnum effect)とは、誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる性格なものだと捉えてしまう心理学の現象。Wiki
「うう女」にピンと来なくて全部の診断を読んでから、「うさ女のほうが近いかな」と思ったのですが、普通は診断結果以外のところ読まない。だから結果に納得できてしまう。
「二枚貝」サイトを知ったのはmixiを始めてからなので、2006年か2007年ぐらいだと思います。
当時おもしろー! とmixiにネタにしたんだもん。もう削除しているけれど。
あのときのわたしは、こういう診断の結果になんの疑いも持たなかったんです。
いまは「だまされやすい」と自覚しているので、診断結果に飛びつかない。
ブログもちょっとでもリピーターがついて読まれるようになったからには、うかうかとネタにもしません。
勉強会のレポートなども、いってすぐにUPした方が新鮮ですが、しばらく寝かせるのは自分の中で実験、咀嚼した上で分析し、その上でなお心に残った【これ】ということをブログに上げるようになりました。
わたしはパソコンとネットによって、逆にリテラシーが上がったタイプです。
でも、スマホ端末のみの人は、リテラシーがゴンゴン下がるのは自明。
そこに来てSNSで気軽に診断結果をホイホイシェア、投下できてしまうため、それが自分のリテラシーの低さを大声でアピールしていることにも気がつけない。
便利な端末は使いこなしてこそで、端末に振り回されているようでは、病んでいくのも無理はないです。
端末を大事にしている人は、他人に礼儀を払わなくなるんですよ。
目の前に人がいるのに、ふつうに端末いじっている人いますね。
当然人間関係も悪化し、自分に返ってきます。
手軽さにはしっぺ返しがあることを常に知っておかないと。