まちライブラリー@シューフィッター大木さんのお勉強会です。
バックナンバー等はタグ「シューフィッターと語ろう」から行けます。
そのほかの勉強会レポートは「カテゴリ:勉強会・ワークレポート」から行けるように、カテゴリ増設しました。
9月にあったパート1(前半)の続きだよ。
「プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典」
を参考に、足の骨格図を渡され「血管や筋肉を書き込んでみて下さいね」と宿題を出されたのが前回までです。
この宿題、コツがありまして大木さんは「本の後ろから書き込んでいくといい」と仰ったんですよ。
後ろのページ、つまり表層に近い部分です。
表層部から骨に近い深部に向かってレイヤー(セル画みたい)に書き込むイメージ。
一枚の紙で書き込んでいくと、「アレ、どこまで書いたっけ?」となり、書き込みした本人しか解読できない図ができあがりますけどね!!
足の裏側のシートと、甲側のシート、集中したら30分ぐらいで書けました。
自分しか解読できないけどね!
いいのです、宿題はチャレンジすることが大事なのだと、宿題シート、そして書籍を持参してまちライブラリーに参上しました。
当日ご一緒した由美さんもブログに書かれていますが、 わたし、まさか同じシートをまたライブラリーで書くんだと全く思っていなくて、びっくりしたんです。宿題やってきたのに、また書くのー!? と。
でも、他の方の書き方や工夫がとてもおもしろかった。
「ここんとこの繋がりがわかりにくい」
とか、いわれてみたらそうだなーという部分がありました。
自分が全く気にしない部分に、手を止める方もいて、いっこの課題へのアプローチの仕方もずいぶんちがう。
そしてこういった解剖図の表現ってCGのおかげで万能だと思っていたのですが、足裏のここを押したらここがこうなるという、筋肉の繋がりを解説した書籍がないそうです。
動きの表現というべきか。
足裏の反射区とはちがう、反応というやつかな。
たしかに平面(二次元)だと、名称や形状重視だなと気がつきました。
配付資料の左側、足裏の筋肉とあしゆびの関係が掲載されています。
資料右は、「踊る肉単」より抜粋。
筋肉の断面と、運動による分類の一覧です。こんな分類の仕方を初めて見たわたしは、なんて画期的な表現なんだと感心しました。
カバー下デザインもかっこいい。
CDーROMが要らん人は「肉単」でもいいと思います。
これをやってみてつくづく感心したのは、医師ってほんとにすごいですね。全部覚えているんかと!!
ちょっとぐらいズルしてもバレへんのちゃう? と思いましたが、知り合いの医者に聞いたところマジで覚えます。受験の時はただもうやるしかないで必死だったって。
ラテン語や英語もあるじゃないですか。
自分が興味のあるところだけでなく全部だなんて、めまいがする。
「いまはカルテは日本語ですよ。それに、使わない名称は忘れていきます」
えー日本語なの!?
なにかあったときカルテを開示するから、日本語なんですって。
そんなことしてたらますます用語忘れそうだけど…
足の甲側と裏側の筋肉の差をみると、足裏ってよくできているなと驚きます。
そして、こんだけの機能を備えた足を包む靴、果たしてそれに見合う性能なのか。
大半の靴のつくりは雑です。
足を包むに値しない靴の、多いこと多いこと。
足がどれほどの機能を持っているのかをきちんと知らずに作られているから、当然その程度のものが仕上がるわけです。
さらに、足は変わります。
足の筋肉は脹ら脛や膝下から始まっているものもあり、足単体で終わっていません。
足ばっかり見ていても靴が合わないということが、よくわかるんです。
雑な靴は、足ばっかり見ている靴だともいえる。
足の構造を学んでいると、「靴履くのがもったいないな」と思います。
しかし、靴がなければこの現代は行動が制限される。
豊かさは足を壊すことに繋がるなと、昔の西洋貴族みたいなことを想像しました。
【次回】
3月19日(土)14:00-16:00
シューフィッターと語ろう 第16回 靴のクレーム事例から品質を見直す〔ウェッジヒールとヒールの取り付け〕
https://www.facebook.com/events/557483731087502/
わたしはウェッジヒール苦手で、買ったことないなあ。
あれで歩いている人、かっぽれかっぽれしたからだの動きですぐわかります。
ウェッジヒールがわからんな方は、こちらを参考に。
■デートのときは履いちゃダメ!「男にとって魅力のない靴」トップ5(ガールズちゃんねる)
堂々の一位です。
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そのほかの勉強会レポートは「カテゴリ:勉強会・ワークレポート」から行けるように、カテゴリ増設しました。
9月にあったパート1(前半)の続きだよ。
「プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典」
を参考に、足の骨格図を渡され「血管や筋肉を書き込んでみて下さいね」と宿題を出されたのが前回までです。
この宿題、コツがありまして大木さんは「本の後ろから書き込んでいくといい」と仰ったんですよ。
後ろのページ、つまり表層に近い部分です。
表層部から骨に近い深部に向かってレイヤー(セル画みたい)に書き込むイメージ。
一枚の紙で書き込んでいくと、「アレ、どこまで書いたっけ?」となり、書き込みした本人しか解読できない図ができあがりますけどね!!
足の裏側のシートと、甲側のシート、集中したら30分ぐらいで書けました。
自分しか解読できないけどね!
いいのです、宿題はチャレンジすることが大事なのだと、宿題シート、そして書籍を持参してまちライブラリーに参上しました。
●書き込み方、読み取り方それぞれ
当日ご一緒した由美さんもブログに書かれていますが、 わたし、まさか同じシートをまたライブラリーで書くんだと全く思っていなくて、びっくりしたんです。宿題やってきたのに、また書くのー!? と。
でも、他の方の書き方や工夫がとてもおもしろかった。
「ここんとこの繋がりがわかりにくい」
とか、いわれてみたらそうだなーという部分がありました。
自分が全く気にしない部分に、手を止める方もいて、いっこの課題へのアプローチの仕方もずいぶんちがう。
そしてこういった解剖図の表現ってCGのおかげで万能だと思っていたのですが、足裏のここを押したらここがこうなるという、筋肉の繋がりを解説した書籍がないそうです。
動きの表現というべきか。
足裏の反射区とはちがう、反応というやつかな。
たしかに平面(二次元)だと、名称や形状重視だなと気がつきました。
配付資料の左側、足裏の筋肉とあしゆびの関係が掲載されています。
資料右は、「踊る肉単」より抜粋。
筋肉の断面と、運動による分類の一覧です。こんな分類の仕方を初めて見たわたしは、なんて画期的な表現なんだと感心しました。
カバー下デザインもかっこいい。
CDーROMが要らん人は「肉単」でもいいと思います。
●足だけを見ないこと
これをやってみてつくづく感心したのは、医師ってほんとにすごいですね。全部覚えているんかと!!
ちょっとぐらいズルしてもバレへんのちゃう? と思いましたが、知り合いの医者に聞いたところマジで覚えます。受験の時はただもうやるしかないで必死だったって。
ラテン語や英語もあるじゃないですか。
自分が興味のあるところだけでなく全部だなんて、めまいがする。
「いまはカルテは日本語ですよ。それに、使わない名称は忘れていきます」
えー日本語なの!?
なにかあったときカルテを開示するから、日本語なんですって。
そんなことしてたらますます用語忘れそうだけど…
足の甲側と裏側の筋肉の差をみると、足裏ってよくできているなと驚きます。
そして、こんだけの機能を備えた足を包む靴、果たしてそれに見合う性能なのか。
大半の靴のつくりは雑です。
足を包むに値しない靴の、多いこと多いこと。
足がどれほどの機能を持っているのかをきちんと知らずに作られているから、当然その程度のものが仕上がるわけです。
さらに、足は変わります。
足の筋肉は脹ら脛や膝下から始まっているものもあり、足単体で終わっていません。
足ばっかり見ていても靴が合わないということが、よくわかるんです。
雑な靴は、足ばっかり見ている靴だともいえる。
足の構造を学んでいると、「靴履くのがもったいないな」と思います。
しかし、靴がなければこの現代は行動が制限される。
豊かさは足を壊すことに繋がるなと、昔の西洋貴族みたいなことを想像しました。
【次回】
3月19日(土)14:00-16:00
シューフィッターと語ろう 第16回 靴のクレーム事例から品質を見直す〔ウェッジヒールとヒールの取り付け〕
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「ウェッジヒール〔ソール〕の靴やサンダルを使用されている方は、とあります。
当日お持ち願い参考にさせて頂けましたらありがたい。」
わたしはウェッジヒール苦手で、買ったことないなあ。
あれで歩いている人、かっぽれかっぽれしたからだの動きですぐわかります。
ウェッジヒールがわからんな方は、こちらを参考に。
■デートのときは履いちゃダメ!「男にとって魅力のない靴」トップ5(ガールズちゃんねる)
堂々の一位です。
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