骨ストレッチウォーキング教室に行きました。
これまでのウォーキング教室歴はブログにちょっと残していますが(参照日記)、まあ続かない。
Noriko式ウォーキング(現:YURUKUウォーク)以来ネタがないのは、なんも参加していないから。
筋骨マスター由美さんがブログに度々骨ストレッチネタを書かれていて、なんとなーく骨ストレッチのイメージをぼんやり持っていたわたし、今度大阪でやるからどお? と誘われたんです。
あと、骨ストレッチの講習会は種類がたくさんあるんです。
ウォーキングも基礎と応用があり、どれから受ければいいのやらと、一人では申し込む気になれなかったです。
●スニーカーはいらんかった
ちょうどNBのスニーカーを買ったばかりでいそいそ持参したのですが(買い物日記)、 屋内かつ靴を脱いだ動作のほうがしやすかったため、スニーカーの出番はほとんどなかったです。
骨ストレッチを考案されたのは、松村卓(まつむらたかし)氏。
http://
サイトはボリューミーなので、自著を紹介されている
■「骨」を意識するだけで体は驚くほど軽くなる!体の悲鳴を解決するストレッチの革命(本の話WEB)
がインタビューと実際のストレッチ動画もあり、わかりやすいです。
こういった事前の情報を仕入れずに、会場入りしました。
初心者でもウォーキング講習OKなんだと不思議でしたが、いきなり歩き出すのではなく、ちゃんと体をほぐしてからです。
そのあとでウォーキングというか、体の使い方を教わります。
●右肩の突っ張りがとれた!
手首ブラブラ動作から始め、動画にもありますが、肩を回して可動域を確認し、そのあとに骨ストレッチの基本ポーズを取って同じように可動域を確認します。
基本ポーズはこれ。
「青本」といわれる「誰でも速く走れる骨ストレッチ」の表紙。
鏡がないとこのポーズとるのかなり難しく、しかもやってみると
「ああっ」
となります。体側がぎゅーんってする。
でも、ゆるめるのが下手なわたしはブラブラ運動を自分でやってても、ううん、ぎこちない!
由美さんはさすがなめらかに動いていて、「お魚みたいやな」と思いました。
カクカクしてないんだよなあ…
手の次は足。
こちらも同じくストレッチ前に普通に歩いてから、ストレッチ後の違いを確認します。
このときおもしろかったのは、あしのストレッチをしただけなのに、上半身に影響が出たことです。
わたしは右肩が突っ張ったようになっていて、ちょっと回したぐらいではなーんら解消されません。
ところが足の骨ストレッチをやってから歩き出すと、右肩がふっと軽くなり、突っ張りがとれたんです。
わー!! なにこれ!!
つまり、肩の突っ張りは肩の問題ではないってこと。
肩が凝るからと揉んでても、原因が別のところなら解消されない。
ふだんから下半身または腰をかばっているから、右に影響が強く出ているんじゃないかと思います。
●ぽっきぽきやで
特に足のストレッチをやっているときですが、まあ骨がポキポキと賑やかでした。
うう、どんだけ普段動いてないんだろうと耳に痛い。
そして、このとき一番小さな動作で、最大の負傷をしました。
以前日記に書いたコロスキンネタ(こちら)に繋がります。
痛みのわりに負傷が見えない
骨ストレッチでいうところの「足ほどき」、これは足の甲をまさにほどく目的で行うのですが、トレーナーの方はきちんと
「指関節を怪我した方がおられます」
「こうならないように気をつけてくださいね~」
「やり過ぎないようにしてくださいね~」
と何度も仰っていたのに、すっかり舐めていたんです。
まさかこんな動作で怪我するなんて思っていなくて、調子に乗ってごいごいやっていたら、まあ見事に中指の関節がずる剥けました。
かさぶたが取れるまで丸3週間かかったんですよ。
しかし、この動作の効果は驚くほどで、なんもせずに歩くと「面」つまり前足部で地面をばーんと踏んでいる感覚です。
ところがほぐしてから歩くと、「あおり」でやわらかく地面を移動し、あしゆびで踏み切っているのがわかるんです。
「キュッキュッ」
と床が鳴ります。
これは続けたい、しかし指が負傷していてはできない。
トレーナーの方にお訊きしたところ、こうやったらいいですよとアドバイスいただきました。
そこに自分なりにもういっこ工夫し、ポキポキええ音させて、いまでも続けています。
このほぐしプラス、前述の靴に仕込んだシリコンのインソール(いっこ前の日記)が大変いい仕事をしていて、この冬は足がほんとに温かい。
5分程度歩いて電車に乗り込んでも、足の先、手の指先からじゅわ~っと温かいんです。
止まったときにめちゃくちゃ温かい。
●会場外が本番
講習会のいいところはふとした疑問(なんで親指と小指なんですか? とか)をトレーナーの方にすぐに聞けることと、その回答が体を使ってわかりやすく伝えてもらえること。
講習を受けてから青本を読んだのですが、断然講習会の方がわかりやすかったです。
そして、講習会で紹介した動きをあとでおさらいできるよう、WEBで公開してくれています。
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1つの動作について書籍タイトルとページ数まで明記。
本の販促やんとも言えますが、いやいや、こういう復習しやすい仕組みってすごく大事ですよ。
“会場外”でのアフターケアまでやってくれる方って、なかなかいないです。
会場に行くことは誰でもできますが、日常生活において会場外の時間の方が長いじゃないですか。
この長い時間の中に、習ったことをどうやって落とし込むのかは個人に依ります。
その工夫をしてくれているのは、とても親切だと思いました。
「また会場に来てね」の姿勢じゃないところが、わたしは好き。
ちなみに「足ほどき」は(ダイエットp.92~93、ランニングp.161)に紹介されていますが、書籍を読んだところ、会場で習った動作の方が より実践的でした。
こうやって新しい動作にブラッシュアップされていることもあるから、ちゃっちゃと会場に行くのもいいと思います。
講習の帰りは、「足が軽い!!」「体が軽い!」の連呼でした。
あー楽しかった。
由美さんの感想は、こちら。
http://
全国の講習会のご案内は、こちら。
http://